娘はHSC ~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女はそうでもないかな?夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

子どもがHSCなら、先生に伝えた方がいい3つの理由

たぶんうちの子HSCだと思うけど、先生に言った方がいいのかな。
うちは娘が幼稚園の年中のときに気づいて、先生と親との二者面談の際に先生に伝えました。
その結果、言っておいてよかった!と思うことがたくさんあったので、3つにまとめて書きたいと思います。
 

 

1 人に説明することで、自分の中で子どもへの理解が深まる

 

 先生に説明するとなると、「自分の子どもって、ちょっとほかの子と違うかな?」と思っていたぼんやりとしたひっかかりを言語化する必要が出てきます。

どんなときに「あれ?」と思ったのか、どんな場面で「ほかの子と反応が違うな」と思ったのか、それまでの子どものエピソードを思い返し、HSCの特徴と照らし合わせながら、整理していく作業を行うことになります。

そうした作業をしながら、自分の子どもの特徴をもう一度確認することになり、それを人に伝えるために言葉にしていくと、子どもが何に敏感でどんな場面が苦手か、逆に、生き生きと楽しそうにしているのはどんなときか、もっと理解できるようになります。

 

2 先生に子どものことを分かってもらえる

 

 日中、長時間すごす幼稚園は、子どもにとって大きな影響を与えます。

その担任の先生が、子どものことを理解してくれていることは、子どもにとって、とてもいい環境になると思います。
 
娘はにおいに敏感ですが、娘が3歳のころ、家族で動物園に行ったとき、娘は「くさい!くさい!」と言って、ほとんど動物を見てくれませんでした。
当時、私はHSCという概念を知らなかったので、親からしても、「くさいのは分かるけど、せっかく来たんだし、動物見ようよ。」という感じでした。
 
娘が年長になって、幼稚園の遠足で、植物がたくさんある公園へ行きました。
親は参加できなかったので、先生が遠足でのエピソードを教えてくれたのですが、「花の匂いが強かったのか、くさい!くさい!と言いながらも、楽しそうでしたよ。」と教えてくれました。
たぶん、先生が、娘がにおいに敏感だと知らなかったら、「花がくさいとか変な子だな。」とマイナスの感想を持たれたんじゃないかと想像します。
 
そういうところでも、先生の見る目が変わってくれるというのは、とっても良いことだと思いました。
 
先生に何かしてほしいと要望を出さなくても、「HSCという概念があって、うちの子にはこういう特徴があります。敏感なところがあって、本人もつらい時があります。」ということを知っておいてもらうだけで、子供達の園での生活がかなり違ったものになるのではないでしょうか。
  

3 先生がクラスのほかの子どものことも気にしてくれるようになる

 

 私の場合、幼稚園年中の3学期の二者面談で、先生に伝えました。
先生には「HSCだと思います。」という説明しましたが、ご存じないようでした。
HSCに関する本を2冊お見せすると、「貸してもらっていいですか。」と言ってくれて、HSCについて知ろうとしてくれました。
 
先生も同じ本を買おうと本屋に行ってくれたそうですが、『教育』の棚にHSCに関する本はなかったそうです。
『子育て』の棚に行って見つけたとおっしゃっていました。
 
勉強熱心な先生であっても、もしかしたら HSCのことを知らない可能性があります。
 
また、「においにちょっと敏感なんです。」と言っても、先生には、「敏感でつらい思いをしている。」というのは伝わらない可能性が高いので、「HSCという概念があって、そういう子たちのことを書いた本も出ています。」などとはっきりと言ったほうがいいと思います。
 
その後、先生から、「あの本を読んでから、うちのクラスで他にもHSCじゃないかなあという子が分かるようになりました。」と教えてもらいました。
 
「太鼓の音が怖くて、鼓笛隊の練習をしている体育館に入れない。」という子のことも、「大げさだな。大騒ぎする子だな。」と思われるのと、「音にすごく敏感な子なんだな。体育館にいるのはつらいのかもしれないな。」と思われるのでは、子どもにとって大きな違いがあります。
 
親がHSCという言葉に出会っていなくても、先生が気づいてくれるというのは、子どもたちにとって、とてもプラスになると思います。
 
自分の子だけ特別扱いしてもらうみたいで言いにくいな、と感じて躊躇してしまう気持ちがあるかもしれませんが、先生に伝えることで、もしかしたら、自分の子どもだけでなく、ほかにも敏感でつらい思いをしている子の助けになるかもしれません。
 

まとめ 自分のため、自分の子のため、ほかの子のため、話してみよう

 

 私の場合、幼稚園での二者面談がたまたま一番最後だったとき、ゆっくり先生と話をすることができました。
もしHSCの話をしようと思われる時は、面談の時間を最後にしてもらうなど、ゆっくり話ができる時間をつくってもらうといいかもしれません。
 
お読みいただきありがとうございました!