HSCにも色々なタイプの子がいるのでしょうが、うちの娘は、「とにかく失敗するのがいや。失敗しそうなことはしたくない。」という感じがします。
- HSCの特性?失敗を恐れる。
- 娘を観察してみた 見通しが立ったら手を出すみたい
- じゃあどうするか 観察する時間をあげる、親も一緒にやる、家でやる
- まとめ 失敗を恐れるHSCには、見通しを立てる時間をあげよう、親も一緒にやってみよう
HSCの特性?失敗を恐れる。
幼稚園での日中の様子はわかりませんが、幼稚園が終わったあと園庭で遊ぶときや、お友だちのおうちで、新しいおもちゃやゲームを見せてもらったとき、できなさそうなことには近づかない感じが見て取れます。
例えば、お友だちが園庭の昇り棒をのぼっていたり、友だちのおうちの子供用ミシンを見せてもらったりしたとき、「ほら、手にマメができてるんだよ~。」とか、「ちょっと足がかゆい~。」とか言って、ごまかそうとするんですよね(^^;)。
娘を観察してみた 見通しが立ったら手を出すみたい
そばで見ている親としては、「まあ、ちょっとやってみなよ。できんかったらできんかったでええやん。」と言いたくなります(言うときもあります)。
こちらもちょっと我慢して観察していると、たっぷり時間があるときは、じっとお友だちを観察したあと、手を出してみたりしているようです。
ああ、とても慎重なんだなと。
娘にとっては、見通しが立たないことが怖いのかもしれません。
お友達がやっているのをまず見て、できれば、最後どうなるかも確認してから、やってみたいのかもしれません。
娘にとって、「まあちょっとやってみ。」と言われるのは、私が「まあ困ったら横から助けてあげるから、ちょっとそこまで運転してみ。」と同じくらい怖いことなのかもしれません。
(私は正真正銘のペーパードライバーです。)
じゃあどうするか 観察する時間をあげる、親も一緒にやる、家でやる
娘のそういう性質が何となくわかったところで、じゃあどうするか。
私の基本姿勢は、「突き放す」と「守り切る」の”間”の対応をする、です。
以前にもご紹介したこの本に載っていた言葉です。
『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』(長岡真意子)
「もう、さっさとやってみなよ、ほかの子は楽しそうにやってるよ。」と突き放すことはしない。
「怖いなら、やらなくていいよ。やらなくても大丈夫。」
と守り切るでもなく。
娘がじっとお友だちがやるのを見ているなら、せかさずに観察する時間をあげる。
親も一緒にできることなら、一緒にやってみる。
家でできることなら、家でもやってみる。
などでしょうか。
「自分は子どもを甘やかしすぎなのでは。」と不安になるときがないわけではありません。
でも、今現実に、いろいろなことにさっと手を出すことができない娘がいて、その子に「ほらさっさとやって。」と言って、いいことが起こるとは思えません。
ほかの親御さんより、過保護に見えるかもしれない。
でも、少しずつ小さい階段を上がるように進んでいく娘を、励ましたり、手を取ったりして、一緒に進んでいきたいと思います。
まとめ 失敗を恐れるHSCには、見通しを立てる時間をあげよう、親も一緒にやってみよう
すごく慎重な子は、横で見ていると、いらいらしてしまうかもしれません。
でも、少し立ち止まって、子どもが見通しを立てられるまで待ってあげたり、安心できる親御さんと一緒にやってみることで、最初の一歩を踏み出すことができるかもしれません。
そして、「あ、やってみたらできた!楽しかった!」という子どもの笑顔が見られるかもしれません。
「できた!」というときの子どもの笑顔はたまらないですよね。
お読みいただきありがとうございました!