新型コロナ、ワクチン接種が始まるようですが、まだ多くの人がワクチンを打つまで時間がかかりそうですね。
1月に感染者がすごく増えた時期、パルスオキシメーターを購入してみました。
- パルスオキシメーターとは何ぞや?
- パルスオキシメーターを買った理由
- パルスオキシメーターを買ってみた
- パルスオキシメーターが届いた
- 購入には注意が必要でした!「感染予防目的のための購入は避けてください」
パルスオキシメーターとは何ぞや?
テレビなどで時々聞くパルスオキシメーターですが、どのようなものか?
一般社団法人日本呼吸器学会のサイトから説明をお借りしました。
概要皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プローブにある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示します。
機械を指に挟んで、赤い光で動脈血中のヘモグロビンにどれくらい酸素がくっついているか調べるもののようです。
パルスオキシメーターを買った理由
パルスオキシメーターを買ってみようかと思ったのは、以下の理由から。
- 報道で、新型コロナに感染し、自宅療養をしていた人が、パルスオキシメーターで血中酸素飽和濃度を測っていたので、危険をすぐに察知できて、医師に相談し、救急車を呼んで早く処置を受けられた、という事例を紹介していた。
- 別の報道で、新型コロナの自宅療養者にパルスオキシメーターを貸与する予定、というのを見た。
- 夫がぜんそくもちで、毎日吸引薬と飲み薬も飲んでいるので、不安な時、測ってみるのもいいかもと思った。
自分や家族の状態が心配なとき、体温計で熱を測るのと同じくらいな感覚で調べられたら、判断の一つの目安になるかもと思ったのがきっかけです。
パルスオキシメーターを買ってみた
ということで、Amazonで検索してみると、2000円くらいから1万円くらいのものまでいろいろ。
あら、なんだ。結構安いのからあるのね。
悩んでもよく分からないので、2021年1月の時点で、2500円くらいのをポチしました。
こういうのです。(今は売り切れているのか、ページが表示されませんでした。)
【医療機器認証】日本製 指先測器酸素飽和検出器 パルスオキシメーター
パルスオキシメーターが届いた
2021年1月28日に注文して、2月17日に到着しました。
中国から届きました。あれ?日本製じゃなかったっけ?
まあ…いいことにしましょう。
単4乾電池ふたつ必要でした。
電池を入れて重さは55g。
小さくて分厚いホッチキスみたいな感じです。
さっそく測ってみました。
上の値が酸素飽和度(SpO2)=99%
下の値は一分間の脈拍数(PR)=75bpm
えーっと、これってどうなの?
先ほどの日本呼吸器学会のサイトをまた参考にさせていただきました。
利用法酸素飽和度(SpO2)は肺や心臓の病気で酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がります。主に病院や在宅治療の患者さんで、必要に応じて測定します。睡眠時無呼吸症候群の簡易診断にも利用します。加齢によってもある程度低下し、労作時にも変動します。一般的に96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性があるため、適切な対応が必要です。慢性に肺や心臓の病気のある患者さんでは、息苦しさや喘鳴などの症状が強くなり、SpO2が普段の値から3~4%低下した場合は、かかりつけ医に連絡するか受診をしてください。操作自体は簡単で、家庭での購入も可能ですが、測定値のもつ意味はその人の状態やかかっている病気によっても異なるため、測定値の判断は主治医など医療専門の方の指導を仰ぐことをお勧めします。
90%以下だと、医師に相談した方がよさそうです。
今のところ、私も家族もみんな98~99%くらいでした。
脈拍数は、「健康な成人の安静時の脈拍数は、個人差はありますが、1分間に約60~100回となっています。」(厚生労働省のサイトより)ということなので、問題ないみたいです。
今後も、定期的に測ってみたいと思います。
購入には注意が必要でした!「感染予防目的のための購入は避けてください」
今回、パルスオキシメーターについて調べていると、コニカミノルタのサイトにこのような記載がありました。
~新型コロナウイルスに関して~
パルスオキシメータの数値によって、新型コロナウイルスの感染判断はできません。
病状の重症度の判断には有効で、急性呼吸不全を起こす可能性のある慢性疾患患者様の日常管理や、医療機関・介護施設などでの患者様・入所者様の病状判断に重要な製品です。
急性呼吸不全を起こすリスクの高い家族がいらっしゃらない一般家庭で、パルスオキシメータを感染予防目的のために購入されることはお避け下さい。
本当に必要な方への供給を優先いただきますよう、お願い申し上げます。
うーん。うちは喘息もちの人がいるので、許してもらえるでしょうか?
Amazonのサイトにはこういう注意書きは書かないんでしょうか?
いろいろ気になりますが、リスクが高い方がご家族にいる場合、検討されてもいいかもしれませんね。
お読みいただきありがとうございました!