何か月か前に、市からの配布物の中に、
「就学サポートノート
お子さんの気になることについて、学校に伝えられます。
小学校入学時だけでなく、中学、高校と引き継ぐことができます。」
という案内が入っていました。
就学サポートノートは、県の教育委員会が作っているもののようで、
県のウェブサイトか市町村の教育委員会で入手できます、と書かれていました。
おお、これは利用したいです。
ウェブサイトをみてみると、PDFデータをダウンロードして印刷できるようでしたが、ページ数が多く家で印刷するのが大変そうだったので、市役所に行く用事にあわせて、市の教育委員会にもらいにいくことにしました。
就学サポートノートのことについては、後日また書きたいと思うのですが、
そもそも教育委員会ってなに?
と疑問がわいたので、今日は教育委員会について調べたことを書きたいと思います。
教育委員会、どこにあるの?
私が住んでいる市の教育委員会は、市役所のワンフロアーにありました。
部屋には、職員さんの机と相談用と思われる机がぎっしり入っていて、ガヤガヤとした雰囲気でした。
フロアには、教育長室、学校教育課、学校施設課、教育部総務、学校給食会、学校保健課などと案内が出ていました。
次に疑問が。
ここで働いている人ってどんな人?
教育委員会で働いている人って?
こちらのサイトなどを参考にさせてもらいました。
ざっくり理解したことを書いてみます。
「教育委員会」は教育長と委員4人(原則)で構成されている。
教育長と委員は、一定の要件を満たした人の中から、地方公共団体の長(知事とか市町村長)が議会の同意を得て任命する。
ふむふむ。
教育長や委員に選ばれる要件の中には、人格が高潔である、とか、教育行政に関しての見識がある、とかがあるようです。
事務局ではどんな人が働いているの?
教育委員会の事務局に勤務する人は、地方公共団体に所属する地方公務員だそうです。
教育委員会事務局に新規採用で入る人がいるのかは分かりませんでした。
事務局には、小中学校の先生が人事異動で入っているようです。
教育委員会事務局で何年か勤務したのち、小中学校に戻って教頭になったり、また教育委員会に戻ったり、ということがあるそうです。
また、「教育委員会 採用」などで調べると、カウンセラーを募集していたり、学校給食に関わる栄養士を募集していたりするものも見つかりました。
どんなことをしているの?
都道府県の教育委員会は、小中学校の教職員の人材の確保や任命、給与費の負担を主に行っています。
一方、市区町村の教育委員会は、小中学校の設置・運営、義務教育の実施といった役割を担っています。
(前述のサイトより)
私が見た市の教育委員会の案内でも、学校教育課、学校施設課、教育部総務、学校給食会、学校保健課などがありました。
主に、小中学校の運営や施設の整備、学校給食に関すること、健康診断や安全に関する仕事などをしてくれているのだと思います。
まとめ 教育委員会を一度のぞいてみては?
私が見た教育委員会の部屋は、ガヤガヤとみなさん忙しそうでした。
中には、子どもを連れたお母さんと何か相談している職員の方もいました。
最初に対応してくれた職員の方も、就学サポートノートを渡してくれた職員の方も、優しく対応してくれました。
実は、「教育委員会」というと、いじめの対応で否定したり、謝ったり、というマイナスなイメージがありました。
でも、実際そこで働いている方を見てみると、(教育長や委員の方は分かりませんが)、職員の方は、親切に案内してくれたりと、何か困ったときは相談してみようと思わせてくれるところでした。
一度、教育委員会がどこにあるか調べてみたり、ちょっとのぞいてみたりしてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました!