娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

ちきりんさんと木下斉さんのyoutube対談「稼ぐ力をどうつけるか」メモ

社会派ブロガーのちきりんさんと地方創生の仕事をされている木下斉さん。
おふたりが月1回、不定期に対談して、それがYouTubeで生配信されます。
YouTubeが公開されているのは約24時間。そのあとは削除されてしまうんです。
 

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今まで何度か行われているのですが、なかなか視聴することができませんでした。
今回やっと見る(音声だけなので、聞くですが)ことができたので、せっせとメモしました。
 
ざっくりですが、自分のためにまとめておきます。
聞き直しできなかったので、不正確なところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
 

学校で稼ぐ力をつける教育は必要?

今の学校は、いい組織人になって、組織(軍隊、大企業)のために役立つ駒になるための教育をしている。
現状の社会のニーズともあっていないし、これからの時代生き抜いていくための方法と合致していない。
 
学校は親の格差を埋めるためのものなのに、格差が拡大するようになってしまっている。
今の学校教育にヤバさを感じている親は、子どもを海外にやったり、オルタナティブスクールに入れたりして、いわゆる普通の学校から逃げ出している。
学校は(少なくとも義務教育の間は)、親が子どもの教育に全然興味がなかったとしても、学校に行けば生きていくための力を身につけることができる、そういう場所であるべき。
 
先生自体がブラックな環境で働いている。
先生自身がブラックな職場がヤバイということを教えられない。
 
稼ぐ力があれば、逃げられる。
稼ぐ力がない人は、組織に搾取される。
 
学生の頃からバイト経験をさせる。
高校では、バイトを必修にして、そこで不当な扱いを受けなかったか、働いていて問題が起きた時どうすればいいかなどを話し合うカリキュラムにすればいい。
リスクが少ない職場や問題が起こったら先生が介入できる職場で働く経験をまずはしていく。
とにかく社会で、市場で経験を積む。(農業高校の例。学園祭で売るのではなく、市場に出す。)
社会に出て自分で稼いだことが自信になる。
 

いきなり長期間の契約、大金の契約をしない。人生をつっこまない。

失敗して修正してを繰り返せる金額、期間でやってみる。
自分の店を持ちたいという夢があるなら、まずは同じ業態の店のバイトとして働いてみる。雇われ店長として働いてみる。店舗の時間貸しでやってみる。
 
自分が理解できないものに、いきなり数十年を、大金を、人生を突っ込まない。
 
人に任せるのは、自分が把握しきっていて自分でやらなくてもいいところ。
自分が分からないところを人に全部お任せというのは危険。
 
ローリスク・ローリターンの現状維持ではなく、
いきなり自分で理解できないハイリスク・ハイリターンのものに手を出すのでもなく、
ミドルリスク・ミドルリターンの商売をやる。
トライアンドエラーを繰り返しながら、しっかり稼げるようになっていく。そういう商売をする。
 

ネットなどでコンテンツを発信して成功するには

思考と行動の裏付けが必要。
リアルな社会でどれだけ行動できているか。
元ネタがないのに発信を始めると、プライバシーの切り売りになってしまう。その結果、ネタ切れになる。
リアルな社会でクリエイトしている価値がないと。
何もないところから発信はできない。
 

高齢になって、特に技能がない人が生き抜いていくには

大都市(東京)を離れる。
地方の県庁所在地など、仕事はあって、でも生活コストの低い場所(主に家賃)の低い場所に移る。
そこで自分に向いた仕事、少しでも楽しめる仕事を探す。
 

まとめ

つぎの2点が印象に残りました。
・いきなり大金を稼ごうとするのではなく、自分の理解できるリスクの中で少しずつ稼ぐ経験を積んでいくこと。
・問題が起きたり困ったときに相談できる人間関係が重要であること。
 
あとは、私も夫も、バイトを始めたのは大学からなので、そこの意識の変革になりました。
子どもにも、市場での経験を積ませることをプラスのこととして話していきたいです。
 
そして、人に頼ること。相談できること。
その相手も、自分をカモとして見ている人に頼ってはいけなくて、そこを見極められるようになる必要がありますね。
そのためには、社会の構造を知るというか、この人は何で儲けている人なんだろう、と。
そういう目で見ていけないといけないなと思いました。
 
お読みいただきありがとうございました(*^^*)
 
 
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