娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【HSC】小学校1年生 6月末までの振り返り

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長女、学校生活が本格的になってきました。
5月末に予定されていた運動会は、コロナの影響で2学期に延期になりました。
5月後半から6月末までの様子を書いておきたいと思います。

5月後半から6月末までの長女の様子

登下校
あいかわらず、朝は私と一緒に歩いて学校まで行っています。
時々、保護者の方と一緒に来て、校門に行く道の途中で止まってしまっている子もいて、みんなそれぞれがんばってるんだろうなあと思います。
 
長女はというと、以前は毎日校門まで行っていたのが、校門の50メートルくらい手前の信号のとこで「今日はもうここでいい」と言うことの方が多くなってきました。
たまに、家を出て少し行ったところでお友だちを見つけて、「〇〇ちゃんと一緒に行くから、お母さんはもういい。」と言って、ひらひらと手を振って、私は途中で帰されることも何度かありました。
 
喜ばしいことですね。
 
給食
給食についても、かなり進歩がありました。
 
毎日、給食の献立はチェックしていますが、だいたいどんなものが出てくるかも分かってきたようで、「これはオッケー。これは、あー、無理かな」とか言っていますが、「給食がイヤだから休みたい」と言うことはほぼなくなりました。
 
5月から、「月一回休んでいいチケット」を発行しています。
献立を入念にチェックして、ここぞというときに1回休んでいるからでしょうか。
 
また、給食の残し方も上手くなったみたいで、最初に先生が「減らしてほしい人、来てー」と言って、そのときに減らしてもらうと、「今お皿に残ってる分はがんばって食べようね。」と言われてすごくプレッシャーになるので、最初に減らしてもらわずに、時間切れをねらう作戦に出ているようです。
長女の小学校では、20分で食べ終わらなかったら、食べ終わっていなくても片付けるという決まりのようです(完食指導がなくてよかったです😭)。
 
ただ、この20分、時間切れをねらっていると、デザートを食べられないというジレンマもあるみたいです。
 
「ごはんが終わっていないのに、デザートだけ食べる」というのは「やってはいけないこと!」と思っているらしく、私や夫が「5分前になったら、デザート食べちゃいなよ。」とか言っても、「それはダメなの」と言って、そういうことをするつもりはないようです。
 
デザートはごはんを食べ終わってから!とか指導があるわけじゃないと思うのですが、なんとなく先生もまわりもみんなそう思っている、というのを感じ取っているんでしょうね。
「〇〇くんは、今日先にデザート食べちゃったんだよ!」というのも、なんでそんなことをするのか!と気になるのか、よく言っています(^^;
たまに先生が「もうすぐ時間だから、デザート食べたい人食べていいよ!」と言ってくれることがあるみたいですが、毎回ではないらしく。
先生、毎回言ってやってください。
 
給食のことに代わってよく言っていること
体育の時間がイヤだ、とよく言っています。
 
体を動かすのがイヤなのかなーと思いきや、体育になるとふざける子が多くて、それで先生が怒ることが増えるんだそうです。
「ちゃんとやってない子だけ、ふざけてる子だけ注意すればいいのに、みんなで一緒に怒られるんだよ。」
というのが今一番イヤなことみたいです。
 
「〇〇くんは、学校にふざけに来てるのかなぁ」とか言ったりして、ちゃんとしなきゃいけない場面でふざけるのが全然理解できないといった感じです。
 
先生は、何でみんな一緒に怒るんでしょうね。
ちょっと先生の近くに呼んで、小さい声で注意したりとかできないもんなんでしょうか。
その方が怒られる子にとってもいいかなとも思うんですが。
見せしめ?連帯責任?いやいや、何か私には分からない教育的効果があるんでしょうか。
月末に個人面談があるので、ちょっと先生に聞いてみようかなと思っています。
 
宿題がなかなか終わらない
家での困ったことはこれです。
毎日、国語のプリントが1枚、算数のプリントが1枚、国語の教科書の音読の宿題が出るのですが、これが全然終わらない。
音読と算数はまだいいのですが、ひらがなのプリント、これにすごく時間がかかります。
 
なぞる部分は、はみ出すと何度も何度も書き直すし、自分で書く部分も、「これじゃだめ、ピン(ペケマーク)つけられる」と言って、何度も何度も書き直すので、全然終わりません。
先生は、「ひらがなは今の時期しかきちんと指導できないので」と言って、結構きびしめにチェックして、ピンをつけられると、書き直しになります。
 
長女は、そのピンを付けられるのがすごく嫌みたい。
さらに、「二度書き禁止」というルール。最後の一画だけ消してやり直すような書き方はダメなので、途中までいい感じに書けたのに、また消して書き直しに。
 
1時間半ぐらい、書いては消し書いては消し。
親から見たら全く直す必要がないものでも、気に入らないところがあるんでしょう。
うまく書けないと言って、鉛筆を放り投げたり、机に向かって消しゴムを投げたり。
何度も消すので、紙がぐしゃぐしゃになってそれにまた怒ったり。
消してたらほかのうまくいった字も消してしまって「キーっ」となったり。
 
「消すのはお母さんがやるよ」と言って私がやったり、ぶっちゃけ、なぞるのはもう私がやったりしてるんですが、プリントに書く名前も先生のチェックの対象になるので、算数のプリントも、計算問題は終わってるのに名前が書けなくて終わらないことが多々あります。
名前のスタンプを押しときたいくらいです。
 
以前、長女の幼稚園時代のお友達のお母さんと話していたら、小学校5年生のお兄ちゃんが長女の様子とそっくり同じらしく、小学5年生でも同じ!というので軽くショックといいますか。
これはずっとずっとこのままなのか?とか思ってしまったり。
漢字の書き取りとか始まったら、もう本当に終わらないかもと思います。
 
弟くんの方は、お手本と全然違っていても気にしないらしく、親から見ても「これを出していいの?」っていうような字を書いて持っていくそうで、宿題にかかる時間は、もう本当に、子どもによって全然違うんだなぁと感じました。
 
先生は、そこのとこ、分かってくれてるのかなあ。
宿題に時間がかかると、家で好きな工作をしたり、遊んだり、本を読んだりする時間が全然なくなってしまうのが悲しいです。
 
かといって、長女にとって、宿題をしないという選択肢はないので(小学5年生のそのお兄ちゃんもそうみたいです。)、「もう全然進まないから、今日はやめといたら?あした2日分出したら?」と言っても、やめることもできない。
 
以前、夫が「とりあえず10分で全部書いてしまって、一番気に入らない3つだけ書き直していいことにしよう」と言って、やってみたのですが…。
「時間が気になってうまく書けない!」と言って怒り、「やっぱり全部気に入らない!」と全部消して書き直そうとするので、消す作業がプラスされて、さらに時間がかかるという事態になってしまいました(^^;
 
どうやったらササっと納得のいく感じで終わらせることができるのか?
そのうち給食と同じように慣れてくるのか?
しばらく長女のペースにつき合いながら、見守っていこうと思います。
 

私の心境の変化

長女と次女の間で、ときどき、話す順番やモノの取り合いになることがあります。
 
以前も、新しい鉛筆けずりを長女と次女で取り合って、長女が「次女ちゃんが自分より一本多く削った!」と言ってキーっとなり、「あーもう!せっかく楽しい気分だったのに!」「自分の言うことは全然誰も聞いてくれない!」「新しい鉛筆けずりなんて、ない方がよかった!」と叫んで、クローゼットにかけこんで、かかっている服を全部床にまき散らしたり。

次女は次女で、「長女ちゃんばっかりしてたから!自分だって削りたいもん!!」と大泣き。
 
私も最初は「ふたりで順番にやって」とか、「ふたりがまったく一緒じゃなくてもいいんじゃない?」とか言っていたのですが、ふたりとも全然おさまらず。
「そんなケンカするなら、もう鉛筆けずり捨てる!!」と言って鉛筆けずりを取りあげ、ぷんぷん怒ってしまいました。
 
最近、「自分の中にモヤモヤたまっている負の感情を吐き出してからじゃないと、前に進めない」というのをいろんな面から納得するところがあって、長女と次女が扇風機の組み立てでモメて、長女が和室のふすまをダンダン蹴って「キーっ」となったときも、次女がごはんの直前に読んだ絵本の影響で、「今日は絶対うどんじゃなきゃヤダ」と言って30分床に転がって大泣きしたときも、「あー、今、前に進むために、負の感情を吐き出してるんだなぁー」と思うようになりました。
 
そうやって見ていると、「ほかに何か不満なことない?」とか、「今日はうどんに決まってるやんな。ハンバーグなんか食べたくないよな。お母さん全然分かってへんな。」とか、そんな風な声かけに変わってきました。
 
今までは、子どもが怒っているとき、自分の正当性のことを考えていたように思います。
「さっきのけんかの仲裁で、自分は何かまちがったこと言わなかっただろうか」とか、「自分の言ったことが正しくて、長女が間違っている、だからそれを分からせなきゃ」というような態度だったかもしれません。
 
今は、理由はどうであれ、子どもの中に溜まってるものを吐き出させることが一番、と思うようになって、子どもの気持ちにフォーカスできるようになってきたかなと思います。
子どもの気持ちを全部理解することはできないけれど、ほかに吐き出せてないことはないかな?という風に考えるようになったと思います。
 
次女は、30分泣いたあと、ハンバーグを食べて、おかわりもして、次の日にうどんを食べることができました。

まとめ

宿題に苦戦したり、学校に納得いかないところはありつつも、毎日楽しそうな様子で帰ってきて、ほっとしています。
 
次女を相手に先生役になって、「おり紙もらってない人、手を挙げてくださいねー。」とか、「後で説明するから大丈夫よ。できたね。オッケー。できた人はこういう風にやって、それで一回止まってください。はい、ここまでまだの人ー。」とか、工作の指導したり(^^;
学校ごっこが楽しいうちは大丈夫かな?と思っています。

今後も定期的に小学校の様子を振り返っていこうと思います。
 
お読みいただきありがとうございました(*^^*)