以前、私自身のアレルギー検査でダニアレルギーが出たことを書きました。
その時に、ダニアレルギーの舌下免疫療法ができるよ、と教えてもらい、やるかどうか検討していたのですが…
やってみることにしました。
どういう治療?
ダニのエキスからできた錠剤を舌の下で溶かして摂取します。
症状を抑えることではなく、根治(アレルギー反応をなくすこと)をめざす治療になります。
アレルゲン免疫療法、減感作(げんかんさ)療法などと呼ばれて、アレルギーの原因物質を少量ずつ体に入れ、量を徐々に増やしていくことで、過敏に反応する免疫系の働きを減らしていくという治療だそうです。
保険もきくそうです。
私が期待すること
朝起きたとき、鼻の奥にフタがされている感じというか、奥の方が詰まっている感じがしていました。
今まで、エアコンのせいかと思ってましたが、もしかしてこれがアレルギーによる鼻炎なのかな?と。
それから、じんましんがやはり続いていて、症状を抑える薬を飲まないと、毎日一日中どこかかゆい状態で。
もしかしたらじんましんも治るかもという気持ちもあって、やってみることにしました。
ただ、医師からは、ダニアレルギーによる鼻炎やぜんそくには効果がすごくあるけど、じんましんやアトピーにはよく効くというデータは出ていないと説明を受けました。
どれくらいの期間、どんな風に摂取?
アレルギーの原因であるダニの成分を摂取することになるので、2か月くらいは症状がいったん悪くなるそうです。
そのため、鼻炎とじんましんの症状を抑える薬を併用しながらすすめるということでした。
1日1回、1錠を舌の下に置いて、1分間は口の中に入れておく。
その後5分間はうがいや飲食をしない。
症状を抑える薬も服用する。
というのを続けていきます。
最初の1週間は成分が少量の薬、2週目以降は成分を増やした薬を服用します。
医師によると、多くの人は約半年で症状がとれるけれども、薬をやめると症状がリバウンドするので、最低1年は続けるそうです。
ただ、私の場合、鼻炎は重い症状ではないので、半年やってみて、一度舌下免疫療法の薬も症状を抑える薬もどちらもやめてみて様子をみてみましょうか、ということになりました。
通院は月1回。
様子を確認して、また薬をもらうというスケジュールになりました。
どんな薬?味は?
最初の服用時は、アナフィラキシーショックを起こさないか観察する必要があるということで、病院内で舌下投与したあと、30分間待合室で待機しました。
色は白くて、大きいサイズのボタン電池みたいな感じ。
舌の下に入れて、ゆっくり溶かすということでしたが、すぐに溶けていく感じでした。
味は、少し甘いかな?どうかな?という感じ。
ダニっぽい味はしなくて安心しました。(ダニの味とか知りませんが(^^; )
この薬をどうやって作っているのか、ネットで検索しましたがよく分かりませんでした。
薬の情報ページで、成分のところに
「コナヒョウダニ抽出エキス」と「ヤケヒョウダニ抽出エキス」
と書かれていました。
どうやって抽出しているかは、知らない方がいいのかもしれません。
いくらかかる?
私の場合、最低半年続けるということで、いくらするんだろうと少し心配になりました。
じんましん、鼻炎の薬、舌下錠を合わせて
1か月分で約3700円でした。(保険がきいて3割負担後の金額です。)
半年間、同じ薬でやるとなると、2万2200円。
これでダニアレルギーが治るとすれば、出してもいいかなという金額でしょうか。
まとめ
数日間服用していますが、今のところ、これといった変化はありません。
症状を抑える薬も飲んでいるので、じんましんも鼻炎もひどくなっていることもなく。
舌下錠の服用も、特に大変なこともありません。
じんましんの薬の方が、食前1時間、食後2時間は避けて空腹時に飲まないといけないので、それが一番気をつかう感じです。
舌下錠を始めた次の日に新型コロナのワクチンの接種を予約していましたが、これも予定どおり受けることができました(医師と相談済みです)。
じんましんがあるので、ワクチン接種後の経過観察が30分になりましたが、無事に終わりました。
まだ今後どんな経過をたどるか分かりませんが、また報告したいと思います。
お読みいただきありがとうございました(*^^*)