自分の今年の目標のひとつに、「戦争について知る」というのを挙げました。
1月中に、映画かドキュメンタリーをひとつ見ようと思っていたのですが、手をつけられないまま1月31日に…💦
Amazon プライムで『日本のいちばん長い日』をダウンロードしたのはいいのですが、じっくり見る時間がない。
家にいると、あれこれやることを思いついて、画面の前にじっと座っていられないんですよね。
子どもと一緒に見ちゃうか、と思ったのですが、子どもが「怖い」と言って、一瞬で止められました。
ということで、やっぱり本の方がいいかなーとkindleのライブラリを検索。
おととし買って、挫折した本があるんです。
『昭和史 1926-1945』 作者:半藤一利
レビューに、「読みやすい」「スラスラ読める」など書かれていて、よし、と読み始めたのですが、第一章の最初くらいで、読み進められなくなってしまいました。
うーん、読んでいても、まったく人の顔が浮かばず、どの人がどの人よりえらくて、どんな関係なのか分からない。中国の地名が出てきても、遠いのか近いのか、重要な場所なのかどうなのか、ちーん。という感じで、字面を追うだけになってしまい、読み進められなくなってしまいました。
頭の中で映像を組み立てる基礎となる部分がまったくないということですね💦
2年寝かせて開いてみても、やっぱり同じだ。そりゃそうか。
困ったなあと検索してみると、こんな本が出ていました。
『地図と写真でみる半藤一利「昭和史1926-1945」』
2021年10月に発売されたようです。最近ですね。
「本書は、『昭和史192-1945』が書かれて以降、現在までに判明した新しい事実(主にアメリカ・イギリスの情報公開制度による)や半藤氏が説明を省いた部分などを改めて補完しつつ、地図や写真によって『昭和史1926-1945』の理解をより深めるための副読本としてまとめられた。」
とあります。ふむふむ。
買ってみました。
今の技術でカラー化した人物写真がたくさん。
人物関係図、地図、日本の兵力がどう動いたかなどの資料がふんだんに載っています。
映画やドキュメンタリーを見るにしても、これがあるとすごく理解が深まりそう。
この本を参照しつつ、映画やドキュメンタリーで頭の中に映像を入れて、本も読めるようになるといいかも。
さて、「戦争について知る」といっても、範囲と深さがすごいので、具体的にどんなことを知りたいか、考えてみました。
・日本軍はなんであんな遠いところまで出ていったのか。
・情報や兵站はどのようにやりとりされていたのか。
・戦争中、現場と中央の意思決定はどのようにされていたのか。
・世の中の人の心の動きはどうだったのか。どういうきっかけでどう変わったか。
・日本の戦争について、世界ではどんなふうに思われていたか。今はどう思われているか。
いまのところ思いつくのはこのあたりでしょうか。
このへんのことについて、一年間辞めずにぼちぼち取り組んでみたいと思います。
まずは、「地図と写真で見る~」の中の「日本のいちばん長い日」のページ(解説と時系列と人物写真と宮城事件関係位置図が載っている)を見ながら、映画を見てみようかな。
一歩一歩ですね💦
ではでは。