HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
2月13日(月)
なかなか布団から出て来ません。
ご飯を食べたら学校に近づく、着替えたら学校に近づく、と言って、なかなか用意が進まなくなってしまいました。
ちょっと賢くなったということですね。
今日は、「午前中は行く」と思っているようですが、午後に幼稚園の行事があって、私が不在になる。
その時間家で一人になるのが不安なようです。
一人で家で待つか、学校に行くか、お父さんの事務所に行くかという3択。
「お父さんにお願いするなら、自分でお願いして」と言うと、少し迷って、お父さんに今日の午後は事務所にいるか聞いて、一緒にいてもいいか確認していました。
4時間で学校から帰り、お父さんと幼稚園が終わって事務所に迎えに行くと、「宿題早く終わっちゃって暇だった」っと言ってニコニコしていました。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 2
【楽しかったこと】
体育で見学をしている間、エアー縄跳びをしたのが楽しかった。
(その後、家で縄跳びやってました)
【ラッキーだったこと】
算数の教科書の問題が簡単でラッキーだった。
2月14日(火)
2月14日、今日は「図工があるので行く、4時間で帰る」ということでスムーズ。
そんな長女を見ながら、やっぱり行動分析学の理論はわかりやすいなぁと。
子どもの中には天秤があって、「学校に行くことのお皿」と「休んで家にいることのお皿」がある。
それぞれのお皿にはいろんな要素が載っている。
学校に行く方には、「勉強がイヤだ、先生が怖い、友だちといると楽しい、図工が楽しい、あの友だちがイヤだ」などが載っている。
家の方のお皿には、「家は安心、親がいて安心、テレビ、YouTube、ゲーム、親がうるさい」などが載っている。
それがどちらに傾くかで、子どもの行動が決まる、と考えます。
今日は図工があって、「行く」の方に傾いた。
学校に向かいながら、天秤の話を長女に話したら、
「天秤って重い方がいいの?軽い方がいいんじゃない?」と言う。
私「重くなったら、下に下がって、そのままトコトコ歩いて学校に行けるんじゃない?」
長女「うーん、でも、軽い方がそのまま飛んで行けるじゃん」
そうかー、飛んで行った方がいいか。
そんなようなことを言いながら、学校に着きました。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 3(体育は見学)
【楽しかったこと】
図工の「窓のあるたてもの」でカッターを使って窓を切ったこと。
【ラッキーだったこと】
図工が2時間連続であったのがラッキーだった。
2月15日(水)
「学校に行きたい理由が見つからない」という感じで、動きません。
保健室で本読んだら?
1時間だけ行ったら?
動かない。まあいいか。
結局のところ、行きたくないところには行きたいくないですよね。
私が「学校にすごく意義を見出していて、学校が長女にとって安心できる場所で、行っていいことがある」と思えないので、もう「学校に行こう」と強く勧める理由がありません。
長女が今日は行くメリットがあると思えば行くし、ないと思えば行かない。
自分でがんばると決めれば行くし、安全でない場所には行きたくないでしょう。
その代わり、エレクトーンやオンライン英会話など、少し勇気が必要な場所で、少しストレスがありながらもがんばっているところもあるので、まあ長女が「行きたくない」という学校に対して、そこまでがんばらなくてもいいかなと思っています。
2月16日(木)
「図工と生活があるので、4時間だけ行く」ということで出発。
自分で行くメリットがあると思えば行く😅
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 3(体育は見学)
【楽しかったこと】
図工が楽しかった。窓の中の人を描き始めた。
【ラッキーだったこと】
生活の「自分はっけん」は、みんなは終わりそうだけど、自分はまだ5,6歳のころのを書いている。今週末の宿題は日記じゃなくて、それを終わらせるというのになったからラッキー。
2月17日(金)
図工があるのと、金曜日ということで、4時間行く。
スムーズに行って帰ってきました。
学校たのしい表
規定コマ数 6
目標コマ数 4
参加コマ数 4 ➡ごほうびゲット
【楽しかったこと】
図工が楽しかった。「窓からこんにちはB」というキットを使ってやる。
窓の中の人を描いた。
【ラッキーだったこと】
図工があったこと。
国語は感想を発表するだけで書いたりするのがなかったからよかった。
国語の発表の話をしていて、少し気になることを話していました。
国語で『スーホの白い馬』をやっていて、それぞれ感想を言う。
スーホが殿様に馬を取られてしまう場面。
一人の子が「殿様を殺したい」と言ったそう。
これが「自分が殺しに行きたい」ということなのか、「スーホは殿様を殺したいと思ったと思う」ということなのか、長女の話からは分かりませんでしたが、
先生は「殺す」というのに反応したらしく、
「先生、これはよくないと思うんだけど、みんなもそう思うよね。
よくないと思う人は手を挙げて」
と言って、クラスのみんなに手を挙げさせたそう。
長女は、先生の言うことは分かるけど、みんなから「ダメだ」と手を挙げられる子のことを考えるとつらくて、ちっちゃく手を挙げてすぐ下ろした、と言っていました。
なんか、先生のやり方が怖いなと。
ことば狩りのような気もします。
この先生、邪悪な先生なわけではないんです。
「この先生が一番好き」という子もいます。
クラス懇談会のときに、「私いつも抜けているところがあるんで、子どもたちに『先生違ってるよ』とか言われて、助けられているんです」と笑って、親しみが持てるような発言をしたりする。
でも、なにか、いろんなところでちょっと気になるんですよね。
なので、長女が行きたくないと言うときは無理して行かせなくていいなと思うところの一因にもなっています。
ではでは。
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