前回からのつづきです。
5日目帰宅
小学校2年生長女、学校始まって5日目、登校3回目、早退せず1日学校で過ごして帰ってきました。
同じマンションのお友だちと一緒に帰ってきて、一緒に宿題をしました。
あら、いい感じだったのかな?
もしかして、「少し慣れてきたから、楽しかった♡」とか言うかな?とか、少し期待したのですが…
お友だちが帰ると、
「明日イヤ。学校イヤ。だいっきらい。学校は処分する。もう行かない。」
あー。だめでしたね。
「もうこの先、学校行かないの?」と聞くと、
「でも、学校行かないとダメなんでしょ?私が行かなかったら、ひとり消えちゃうよ。」
みたいなことを言っていました。
やっぱり学校は行かなきゃいけないところ、と気にしてはいるようです。
夫と話し合い
夜、夫と少し話をしました。このまま行かない感じなのかな、と。
私が心配しているのは、無理やり連れて行ったら、次の日から朝起きてこなくなるかも、ということです。
布団から出られなくなるのは、一番したくないな。
無理やり連れていかれるとわかったら、朝布団から出なくなってしまうのでは、と思っています。
学校に行けなくても、家で元気に活動しているならいいけど、学校に行かないことで、他の何もしなくなってしまうことは避けたいです。
以前、市のイベントで、臨床心理士の先生の『引きこもりを理解する』という講演を聞いたことがあります。
その時の話をこちらにも書いていますので、よかったらどうぞ。
その時に聞いた話で、
「引きこもっている子は、家から出られなくなる。
家から出られなくて、親が心配のあまり、常に子どもに注意を向けていると、息苦しくなり、リビングにいられなくなる。
リビングにいられなくて、自分の部屋から出られなくなる。
自分の部屋に親が入ってくるようになると、布団から出られなくなる。
布団を引きはがされるようになると、この世からいなくなってしまう。」
この話が私にはすごく印象に残っていて。
子どもが布団から出られなくなる、布団をはがす、というのは絶対に避けたいなと思っていました。
すでに、ここ最近、長女が朝布団で一番最初に言うのは、「今日イヤ」(学校行きたくない)です。
「学校行く行かないはともかくとして、エレクトーンやろう」と言うと、長女には「休めるかも」ということが伝わって、起きて活動を始めています。
その感触から、学校絶対行かなきゃダメ、となると、体調が悪いとかどこか痛いとかで、布団から出なくなるな、と予測しています。
さてさて、夫との話合いに戻りますが、
夫も、その部分は同意してくれたのか、慣れるまで無理やりにでも連れて行こう、という話にはなりませんでした。
心の底から納得はしてくれていないかもしれませんが‥
それで、夫ととりあえずの方針を決めました。
①長女の意思を尊重して休ませるのを続けるなら、学校に対して、「体調が悪い」ではなく、「学校に行きたくないって言ってる」って言おう。
②学校に行かないとして、家以外のどこか継続的に通える場所を探そう。
学校に行かない場合の選択肢
ということで、夫がネットで検索してくれました。
そうすると、市がやっている『適応指導教室』なるものが見つかりました。
なんでしょう、これ。
子どもが学校に適応できるように指導されるところなんでしょうか。ちょっとコワイ。
名前はアレとして、中身を見てみると、子どもたちが勉強できるように場所を提供してくれたり、勉強を見てくれたり、運動や季節の行事などもやってくれるところのようです。
学校と連携もしていて、そこに通うと学校の通学日数としてカウントしてくれるという制度もあるようです。
ここに通うには、学校長の許可が必要だということでした。
ほうほう。こういうのもあるのか。
ほかに、NPOがやっているフリースクールやオルタナティブスクールも見つかりました。
いくつか候補があって、少しほっとしました。
本当に学校に行かないとなった場合、少なくともまずはそれらのうちのどこかに行けるかを試してみることができそうです。
とりあえず今日はここまでにします。また続きを書きます。
ではでは。