HSC(ひといちばい敏感な子)の長女、小学校2年生、学校行きたくない→保健室登校している話を書いています。
4月27日(水)
この日は、私が用事で迎えに行けないので、長女に、学校で給食を食べてくるか、お父さんと過ごすか決めてね、と言っておきました。
前日の夜は、「給食食べられそうだったら食べるけど、無理だったらお父さんのところに行こうかな」と言っていました。
が、朝になって、「やっぱり給食はやめとく。お父さんところにいる。」と決めたようです。
自分でお父さんと何時まで学校にいるか話し合って、お父さんに迎えに来てもらう時間を決めていました。
私がお昼すぎに用事から戻ると、長女は楽しそうにお父さんとご飯を食べていました。
朝、保健室に行った後、教室で授業を聞き、そのあとは1年生と一緒に学校探検に行ったそう。
学校探検でどんな部屋をどんな順番で回ったか、クイズを出しながら話してくれました。
長女が作ったマグネットですが、1年生より2年生の方が数が多かったということで、1年生の誰かに2個あげると不公平なので、1年生の先生がもらったそうです。
うーん、1年生にあげられなかったのか(´-`)
先生はすごく喜んでくれたそうで、長女としてはよかったみたいです。
家庭訪問
さて、そして今日は担任の先生の家庭訪問があります(うちだけではなく、クラス全員が対象)。
コロナで昨年度はなかったので、小学校の家庭訪問は初めてです。
玄関先で10分間だけ、ということなので、玄関周りを掃除して、椅子だけ用意しました。
今まで担任の先生とお話してきて、こういってはなんですが、「HSCのことについて知ろう、理解しよう」といろいろ質問してきてくれるような感じではなかったので、夫とも相談して、こちらから話すことをポイントを絞って準備しておきました。
①まず、感謝のことば。
②HSC、HSPのことはご存知でしたか。(先生がどんなふうに思っておられるか確認)
③長女は、HSCの特性もあって、学校の中で安全を感じられる範囲が小さいこと。
【学校でしんどいこと】
大きな声、怒る声、不機嫌な顔
においに敏感なこと(今まで、においで辛かった場面をいくつか話す)
友だちに気を使う、友だちといるのは楽しいけれど疲れる
ルール・禁止事項を守らなければと常に緊張している、ルールを守っていない子がいるととても気になる
④今も、わりと平気そうに見えるけれど、「お腹が痛い」と言いながら、がんばって学校行っていること。
さて、先生が来られて、お話し。
「保健室に行けてるし、教室にも来れてるので、いい感じですね。無理がないようにどうぞ。」
といった、ごくライトな感じで、先生からの話は終わりっぽい。
了解。想定の範囲内ですよ。
ということで、準備しておいたことを改めて伝えました。
「HSP・HSCのことはなんとなく聞いたことがありましたが、詳しくは理解してないです。
そうなんですね、そんなことまで気になるんですね。へぇぇ。」といった反応。
少しは分かってもらえたか…?
先生によって、すごく興味をもってくれる方もいれば、そうでない方もいますね。
最初は「分かろうとしてくれない!」とモヤモヤしていた部分もあったのですが、まあ、先生もそれぞれですね。
少しずつ、クラスにはそういう子もいる、ということを伝えていけたらと思います。
4月28日(木)
この日も帰る時間を自分で決めました(11:10)。
体育の時間は保健室で見学して、あとは教室にいたようです。
保健室にいる間は、担任の先生に渡されたプリントをやったり、本を読んだり、保健の先生が点つなぎのプリントをくれたりして、それをやったそう。
普通に学校に行けていると、遅刻したら怒られたり、給食も体育もがんばってやらなきゃいけない。
けど、一度学校に行けず休みが続き、保健室登校になっていると、少し遅れてもOK、給食の前に帰っても何も言われず、体育は常に見学でも特に何も言われない。
少しがんばってみよう、とも言われない。
なんだか不思議な状況です。
「不登校じゃないだけOKな子」の枠に入ってるということでしょうか(^_^;)
今の、とりあえず学校に来てるだけでOKな枠にいる間に、長女の「困難に立ち向かう力」をつける活動をしていきたいと思います。
ほかの子は、立ち向かう力が5くらいで学校に普通に行けるかもしれないけど、HSCは10とか20とか50とかないと大変なのかも、と最近考えます。
本で読んだことなどをいろいろ試して継続してみます(*^^*)
ではでは。
よいGWを〜。