娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【HSP・HSC】間違えたとき、失敗したときの考え方

長女も私もですが、失敗を恐れたり、間違えるのはすごく嫌だ、だから間違えそうなことはやりたくない、と思うことが多いです。

間違えるのがこわい、の思い出

小学校のとき、答える順番が回ってきて、「答えは〇〇です」て言って、みんなで「あってます」とか「ちがいます」とか言うやつ、ありましたか?

私、小学校5年生か6年生の時、あれで自分の番が回ってきたとき、答えを間違えて、クラスのみんなから、声を合わせて「ちがいます」と言われて、泣いてしまったことがあります。

その上、担任の先生から、「感動して泣いたりするのはいいけど、そんなことで泣くなんて。そんな弱いのはダメだ」というように言われて、さらに泣いてしまい。

それを、この年になってもずっと覚えています(^_^;)

 

先月末、長女の学校で授業参観があり、長女は学校を休んでいましたが、お父さんがクラスの様子を見に行ってくれました。

そのとき、長女のクラスでも、国語の授業で、「あってます」「ちがいます」というのをやっていたようで。

夫は今まで学校でそういうのを経験したことがないらしく、「あれは、なに?」と不思議そうでした。

私は「あー、まだそういうのやっているのか…」とイヤな記憶が蘇りました。

(長女はそのことについて、今のところ特に嫌だとも何とも言っていません。)

夫に言わせると、「多数決で決める問題でもないし、みんなで『あってる』とか『ちがってる』とか言う意味ある?」と。

うむ。どういう目的なんでしょうね?

 

最近手に入れた、間違いや失敗に対する考え方

この何か月かで読んだ本の中で、間違えた時の気持ちの持ち方、失敗に対する考え方を学んだので、書いておきます。

 

正解がある問題と正解がない問題

まず、あらゆる問題は、正解がある問題と正解がない問題に分けられる。

『自分意見で生きていこう』著者ちきりん より

本には、どういう問題が正解がある問題で、どういう問題が正解がない問題か、ということも分かりやすく書いてあります。

 

子どもに説明するとしたら、

■□正解がある問題→

算数の計算問題、漢字、都道府県の名前とか、学校の授業で習う問題

■□正解がない問題→

・宿題を終わらせるのと睡眠時間、どちらを優先すべきか

・習いごとをやめたいけど、せっかくここまでやったから続けた方がいいのか

・学校を休んで旅行に行くのはいいのかどうか

みたいな感じでしょうか。

 

まちがった!というときの考え方

■□正解がある問題

・知らなかっただけ。慣れてないだけ。

全然問題ない。慣れればスムーズにできるようになる。

今気づけてよかった。

・まちがえた方が記憶に残る。間違いは学ぶチャンス。すごくいい体験をした!

・他の子もわからなかったかも。先生にも、ここが間違いやすいと気づいてもらった。人の役に立った!

 

『英語はメンタルが9割』著書アイリーン・ハシグチ より

間違えたとき、こんなふうに思えてたら、学校ももう少しいい思い出になってたかも…(;´∀︎`)

 

■□正解がない問題

正解がないんだから、間違いもない。

「答え」というものはない。あるのは「意見」だけ。

ただ意見が違うだけ。

人はそれぞれ違う意見をもっている。

「まちがってるよ!」と言われたら、「あなたの意見はそうなんですね。私の意見は〇〇です。」と伝えればいい。

自分の頭でよく考えて、自分の意見をもつことが大事。

 

前出『自分の意見で生きていこう』より

 

失敗した!と思ったときの考え方

「失敗はない、フィードバックがあるだけ」

 

どこで読んだか忘れてしまったのですが💦

私には、これがピキーンときました。

エジソンの「失敗したのではない、うまくいかなかった方法を発見しただけ」というのに通じるものがありますね。

エジソンの話を聞いたときは、何か作るとか研究するときのことに限った話のように思っていました。

が、日常生活で起こるいろんなことについても、同じことが言えるのか、と気づきました。

 

私は、失敗したとき、失敗した!ということ自体に意識が向いて、「恥ずかしい」とか「なんで(自分がこんな目に)」とか、感情に囚われてしまいがちでした。 

ですが、「フィードバックを得た」と思えば、

「どうすればよかったのか。次に同じことが起きたらどうしたらいいか?」

と、感情から離れて、自分がした行動とこれから取るべき行動に目が行くようになるなーと実感しました。

失敗したことで人に迷惑をかけたら謝る。

次にどうすればいいか考える。行動する。

むやみに失敗したこと自体にとらわれない、というのをやっていけそうです。

 

以上、今日は間違いと失敗への考え方を書いてみました。

ではでは。