娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【HSC】6月1日(水)校内リモート授業

HSC(ひといちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。

6月1日(水)朝

給食の献立が分からないので、給食がイヤ。

月が替わって、6月の献立表をまだもらっていないのです。

いつものように「ごはんだけ食べたら」とか言いますが、ダメみたい。

 

私:給食がんばって、給食食べたら帰るとか。

長女:本当に給食はだめ。

私:じゃあ、給食を食べずに家に帰ってご飯食べて、5,6時間目に出ることにしたら?

長女:午後からは、保健の先生が用事でいなくなると、保健室に一人になっちゃう。

(午前中はもうひとり先生が来て、一人にならないようにしてくれるみたい。)

保健室に一人になると怖いからイヤ。

私:じゃあ教室に行っとけば?

長女:教室イヤ。

私:5時間目だけ教室でがんばるとか。

長女:(時間割をチェック)6時間目の「せいかつ」で、ミニトマトのお世話するかもしれないから、6時間は行く。

 

ということで決着。

一つ一つ、がんばれるところはがんばる練習をしている感じです。

 

最近モヤモヤ考えていること

不登校解決の本などを読んでると、学校に行けるように自信をためる、自立するのが目標、という感じ。

アドラー心理学でも、人は本来、共同体に属したい・人と一緒にいたいという欲求を持っていて、それを果たせないのは、勇気がくじかれているから。

人とうまくやっていけないのは、問題行動と見なし、それに対して勇気づけをしていくという立場。

 

また別のスタンスとして、合わない環境からは出て、自分に合った環境を探せばいいという立場もあります。

環境は大事だから、自分にあわない環境から出て、合う環境を探せばいい。

 

今は、その2つの間で揺れている感じです。

「30人ぐらいの同じ年齢の生徒が一つの教室に入って、じっと座って先生の授業を受ける方式」じゃないところの方がいいのか?

長女がもっとイキイキとして参加できる場所があるんじゃないか、そこを探した方がいいんじゃないか。

でも、どこかにパラダイスみたいな場所があると考えるのも危険な気がする。

対人スキルを身に着けてから、新しい環境に行った方がいいのではないか。

今の学校は、校長先生をはじめ、先生たちがあたたかく見守ってくれているし、長女が好きな先生もいるし、お友達もいる。

「給食を食べずに一回帰ってまた行く」というのも、環境を選んでいるということになるのかなー?とか。

 

迎え リモート授業⁉

12時、迎えに行きました。

元気よく出てきました。

ランドセルを学校に置いているので身軽。

「今日はずっと教室には行かなかった。」

そうなんだ(ちょっと残念)。

「それでね、会議室でミーツをつないで授業見たの。」

えー、なにそれ。

教室とGoogle Meet(グーグルの会議ツール)をつないでくれて、3,4時間目の国語の授業を受けたということでした。

(保健室はwi-fiが繋がらないので、会議室に移動したみたい。)

びっくり。

学校内でリモート授業(^^;

 

長女の学校は、1年生の時から、一人一台パソコン(Chrome book)が配布されていて、授業中に写真の共有やアイディアの共有に使ったり、学級閉鎖の時は、持ち帰ってオンラインで朝の会や課題の質問などをしていました。

 

なので、そのシステムでオンラインで教室とつないでくれたみたい。

長女、とてもうれしそうでした。

めっちゃ特別扱いで、いいんでしょうか、という感じですが…

ありがたいです!

 

それで、長女、昼食のあと、6時間目だけ行く予定でしたが、

先生から、「教室に行くのが無理だっから、5時間目もオンラインでつなげるよ」と言ってもらったようで、

「5時間目の算数も行く。」

ということになりました。

あー、よかった。

 

午後 支援教室の話

家で昼食を食べて、5時間目に間に合うように出発。

学校に向かいながら、もうひとつ午前中の話をしてくれました。

 

1時間目は、児童会の月はじめの朝会。

(「今月の目当て」などが発表される会らしい。)

児童会役員の子が体育館で話をするのが各教室に中継されて、教室のテレビで見るとか。

それを、長女は今日はひとりでひまわり(支援教室)のテレビで見せてもらったそう。

支援教室に入るのも初めてで、

「自分の教室とちがって、机と机の間が広くて、大きい畳のマットみたいのもあった」

と興奮気味に話していました。

 

2時間目も、保健室に具合の悪い子がいるということで、そのまま支援教室で本を読んですごしたそう。

支援級の子が数人来て、先生が一斉に授業をするのではなく、一人一人勉強を見てくれる様子も見たのだとか。

それがとても新鮮だったみたい。

私も支援学級のことはよく分からなかったので、長女から話を聞けてよかったです。

 

学校がそれぞれの子にあった場所になっていくといいなと思います。

長女は会議室でリモート授業をしてもらいましたが、そういう風に、教室じゃない場所で授業を受けられたり、オンデマンド教材などで、ひとりひとり自分のペースで勉強できるといいなと。

そういう学校を遠くで探さなくても、歩いていける地域の公立学校でそんなふうに勉強できたら一番いいなーと思います(*^^*)

 

さて長女、5,6時間目の授業を受けて、友達と一緒に汗だくで帰ってきました。

体育の授業は休んでも、毎日1回多く学校まで往復しているので、体を動かしてることになるかな?

6月はこんな感じでスタートしました。

 

ではでは。