娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【HSC】9月4週目(火水木)次女ひきつづき行きしぶり

HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。

9月20日(火)

長女、「行きたくない」と言いながらも、用意をしました。

「今日は5時間目は無理だから、給食を食べたあと帰る。」

5時間目は書写で、特に授業自体には問題なさそうだけど。

家での時間を増やしたいということかな。

5時間目に出なくても、午前中4時間+給食で、今日の目標コマ数はクリアできる。

ちゃんと計算しているところがおもしろい(^_^;)

 

「給食の『アーモンドあえ』のこと連絡帳に書いて」と言うので、私が書きました。

 

「今日は給食をがんばるようです。

アーモンドあえは、ほんの少しにしてもらえるとありがたいです。

いつもお世話になり、ありがとうございます。」


と書きました。

 

8:07家を出て、遅刻せず到着。

今日は学校に「遅れます」の電話せず。

私もうれしいー(*^^*)

 

午後

給食後、むかえ。

「『アーモンドあえ』は、ちょっとだけ食べたけど、ほんと無理だった。」

とか言いながら出てきました。

 

「今日、ごほうびもらわないでいいから、次女ちゃんのお迎え一緒に行きたい。」

ですと。

今日はひとりで家で待っとくのがイヤみたい。

 

帰りながらお話。

「保健の先生に『いつから保健の先生になりたかったんですか』って聞いたよ。」 

ほう。

 

長女、質問するのが苦手なので(私も苦手ですが(^_^;))質問する練習をさせようとしてます。

前から、保健の先生はいつから保健の先生になりたかったか聞いてみてよって長女に言ってました。 


いつから~?は私がひねりだした「聞きやすい質問パターン」です。

こちらの記事よかったら読んでください。

jibunmatome.hateblo.jp

 

「で、保健の先生になりたいと思ったのは、大学生のころ、22~23歳くらいのとき、だって」

へえー。

ひとつ質問できました。

 

質問するって、

自分はそれを知らない、という自己開示の側面と

会話の方向性を決める、というリーダーシップの側面

があると思います。

 

そういうのも練習だと思うので、今日はひとつできました。

ぱちぱち。

 

先生に聞くとき、「お母さんが聞きたかったんだって。」と付け加えたみたいだけど(^^;

 

さてさて、家に帰って、今日はお迎えがごほうびなので、次女の迎えに出発。

次女と帰宅後、お友だちが遊びにきて、一緒に宿題をして、遊びました。


学校がんばり表

規定コマ数 7

目標コマ数 5

参加コマ数 5 ➡目標達成!

ごほうびは、次女のお迎え一緒に行ったこと。

 

【今日頑張ったこと】

給食の『アーモンドあえ』食べるのがんばった。

『いそに』にはすごい美味しかった。

(『いそに』ってなんだろう。ググると大豆とひじきの煮物みたいなのが出てきた。しぶい料理だ。)


【今日やり直すならこうする】

ない

 

寝る前、姉妹号泣

寝る前、あしたの予定を考える。

「ごほうびいらないから、給食の前に帰りたい。」

そしたら、目標クリアできないから。次女ちゃんのお迎えもいけないよ。

と言うと、「うわーん」

あらま、泣いちゃった(^^;


妥協案を提案。

体育は、着替えたら1ポイント、参加したらもう1ポイントにしてもいいよ。

そしたら給食食べて帰ったら目標クリアできるよ。

「でも体育は無理だし、午後出るのもイヤー」

泣きやまず決められず(^^;


「明日の朝決めるけど、間に合わないかもしれないからね」

と言いながら寝ました(^^;

 

それとは別で、次女も大泣き_| ̄|○


「今の幼稚園大嫌い、別の幼稚園行きたい」

どうも、運動会の練習ばかりで、遊ぶ時間がない。

余裕がない。先生が怖い。全然楽しくない。ということが主な趣旨のようです。

 

10月はじめに運動会があります。

年長さんは、鼓笛隊の練習とリズム体操(曲に合わせて飛び箱や鉄棒や簡単な組体操みたいなのをやる)と障害物リレーの三種目。

その練習ががっつり始まっています。

 

普段は縦割りクラスですが、運動会の練習は横割りで年長さんだけ集まって、先生も担任の先生とちがうし。

モンテッソーリの園なので、普段は自分のペースでお仕事(と呼ばれる活動)をするのですが、その時間も少なくなっているみたい。

 

先生も一生懸命で、次女も練習は一生懸命やってるみたいですが、

夜になって、明日また幼稚園だと思うと、しんどくなってしまうようで。

 

あとは、先週行きたくないとなって事務室に行ったとき、

ひとりの先生から、事務室に入ってすぐくらいに「一回は絶対教室に行こうね」と言われた、ということで、「事務室もイヤダ」という訴え。


うーん、直接状況が分からないので、先生が「一回は教室に行こうね」と言ったのがどういう趣旨だったかは分かりませんが、次女はイヤだったみたいです。

 

それで、あれもこれもで、「今の幼稚園大嫌い(大泣き)」の出来上がり。

うーむ。

泣きながら寝ましたが、明日の朝はどうなることやら。

 

9月21日(水)

まず長女。

起きるなり、「行きたくない。今日の予定が決まらない」と泣き気味。

ご飯食べるのもゆっくりゆっくり。

 

保健室だけでも行ったら?というと、

「そしたらごほうびもらえない。

次女ちゃんの迎えに一緒に行けない」


うーん。話が進まない。

先週の学校がんばり表を持ってきて、見比べてみる。

 

先週は、体育と給食はパスして、お昼家に帰ってきて、また5・6時間目に参加。

それで目標クリア。


「難しいこと考えずに、これと同じでいいんじゃない?」と言うと、

うーん…

考えてましたが、

「じゃあそうする」

と割とあっさり(^_^;)

 

次女は、どうかなー。

今日は、私が幼稚園で園のまわりの草取りのボランティア活動がある。

次女に「もしかして、園庭で練習してるの、ちょっと見れるかな?」と言ってみる。

「ほんと?」と目キラキラ。

「駐車場の方の担当だったら見れないかもしれないけど、もしかしたら見れるかもね」

と言って、「よし、行こう!」と無事に出発できました。

ふー。

 

無事に、草取り後の少しの時間、年長さんの練習見られました。

次女もほかの子も、フェンスのところに来て「おーい」と手を振ったり。

練習がんばってました。

 

さて、家に帰って、次は長女の迎え。

 

お昼

長女も元気に出てきました。

お昼は、給食と同じカレーにしました。

お昼を食べて、また学校へ。

「体育と給食以外は学校平気になってきたよ」といい感じみたいです。

 

午後

元気に帰ってきて、友だちと遊びました。

 

学校がんばり表

規定コマ数 8

目標コマ数 6

参加コマ数 6 ➡ 目標クリア

ごほうびは、恐竜のかたちのしおりが当たりました。

「かわいー」とニコニコ。

 

【今日がんばったこと】

算数が難しかったけどがんばった。

【今日をやりなおすならこうする】

ない

(ない、ばっかりでつまらないので、明日からなんかひとつ考えといて、と言いました(^^;)

 

夜 また次女泣く

長女は、「今日と一緒でお昼帰ってまた行くから大丈夫」とさっさと寝ました。

 

次女、今日もまた大泣き。

鼓笛も、アルトドラムになって楽しみにしていましたが、「全然太鼓の練習がないし(隊形移動の練習が多いみたい)もう鼓笛したくないー。せっかく太鼓になったのに、台無しになったー(泣)」と言っています。

 

隊形移動って、外から見たら、「そろっていてきれい!」とか、丸から放射線状になって、そこから横一列になって、「すごいなー!」とか感動ポイントがあるかもしれませんが、中でやっている本人たちって、いまいち自分が何をやっているか分からないですよね(^^;

 

幼稚園なので、先生方もそこまで厳しいことは言われないかもしれませんが、「そこ違うよ!」とか「遅い!」とかいう指導になりがち。

先生たちも一生懸命やってくださっているのは分かりますが、子どもは楽しいのかな?とちょっと疑問に思うところも。

 

次女は、さんざん泣いたあと、寝ました。

 

9月22日(木)

長女は、予定決まっていると早い。サクサク用意。

サクっと登校できました。


さて問題は次女。

「がんばって行って、ごほうびもらう?鼓笛隊は休んどいて」

「いや」

しくしく泣いてます。

 

「幼稚園休んだら、ごほうびもらえんよ。

テレビも見れないよ。Youtubeも見れないよ。ゲームもできないよ。

幼稚園でできないことは、休んでおうちでできないよ」

「それでもいい、休みたい」

と泣くので、うーん、ちょっと迷いましたが、今日はお休みすることに。

 

幼稚園には、お休み連絡するアプリで状況を連絡しました。

 

「ここ数日、『幼稚園が楽しくない、大嫌い、ほかの幼稚園に変わりたい』と言っています。

運動会の練習が多いのと、先生の声が大きかったり、怒られたりが多いということみたいです。

鼓笛も、楽しみにしていましたが、全然太鼓の練習がないし、もう鼓笛したくない、と言っています。

先生方が一生懸命やってくださっているのは分かっていますし、感謝しています。

運動会の出来ばえも大事ですが、子どもが運動会まで毎日楽しく練習できるように、伝え方や練習のしかたを考えてくださるとありがたいです。」

 

と書きました。


さて休んだ次女、本を読んだり、エレクトーンを弾いたり、ワークをしたり。


1度だけ、「YouTubeを見たい」って感じになりましたが、

「お、YouTube見たくなるくらい元気になったから、幼稚園行けるかな?」

と(優しく)言うと、

「幼稚園は行かない、じゃあパズルする」

と納得しました(^^;

 

お昼

次女も一緒に長女の迎え。

家で一緒にご飯を食べて、また学校へ。

 

午後

長女、元気に帰ってきました。

 

学校がんばり表

規定コマ数 8

目標コマ数 6

参加コマ数 6 ➡ 目標達成!

ごほうびは、きらきらのブックカバーが当たりました。

 

【今日がんばったこと】

国語の時間の作文をがんばった。

【今日をやり直すならこうする】

作文の時間がすごく余っちゃったから、もっといっぱい書けばよかった。

(早く終わった人は読書をしておくらしい。ふむふむ)


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幼稚園の先生から電話

夕方、幼稚園の担任の先生から電話がありました。

 

・ここ2日ほど、年長さんの練習を根を詰めてやっていた。

 自由時間やお仕事の時間がなくて、しんどかったと思います。

・先生たちも、大きな声が出ていたと改めて気づきました。

 次女ちゃんのことを直接怒っていなくても、怖かったんですよね。

・運動会まで、楽しくできるようにしていきます。

 

というようなことを言ってくれました。

 

幼稚園に、次女が言っていることを細かく伝えるか迷ったのですが、

草取りのときに、ほかの年長さんの子のお母さんも、

「うちもおなかが痛いと言って、行きたがらない」

などと聞いたので、今回は幼稚園に伝えてみました。

 

先生たちも一生懸命でしょうが、大人の一生懸命を子どもにそのままぶつけると、子どもは吹き飛ばされちゃうんじゃないかな(^^;

 

「運動会の日のために、つらい練習をする」

じゃなくて、

「練習も楽しいし、運動会も楽しい」

になったらいいなと思います。

 

めちゃくちゃ長くなってしまいました。

お読みいただきありがとうございます。

ではでは。