娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【HSC】10月3週目(木金) 給食の当たりまえ、それでいい?

HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。

10月20日(木)

6年生の修学旅行の付き添いで保健の先生がいないので、ごほうびちょっとだけ緩くしてあげよう。

授業に出る出ないにかかわらず、4時間目まで学校にいたらごほうびゲットにしました。

いうことで、きのう保健の先生と「学校に行く」という約束もしたので、スムーズに用意して出発できました。

 

学校に着くと、校門でサポートの先生が待っててくれました。

「待ってたよー」って言ってくれて、挨拶して学校に入っていきました。

 

お昼

今日がんばったよ、と言って出てきました。

 

学校がんばり表

規定コマ数 8

目標コマ数 5

参加コマ数 3 (1時間目の体育は見学。あとは教室)

➡特例でごほうび(ハイチュウ3つ)ゲット

 

【今日がんばったこと】

算数をがんばった。かけ算の問題を自分でつくる、というやつ。

【今日をやり直すならこうする】

図工で、ステンシルの周りに絵を描き足すの、もっと描けばよかった。

 

10月21日(金)

「今日の方がドキドキする」と言いながらも(今日の国語が嫌らしい)、それでもスムーズに用意して出発。

 

学校に送った帰り道、同じクラスの保健室仲間の子のお母さんと一緒になりました。

帰りながら少しお話。

一学期から、「〇くんも保健室に朝きてる」「〇くんと一緒に教室に上がった」と聞いたりしていて、ずっと存在は知っている子なのですが、お母さんとお話するのは初めてでした。

 

〇くんは、給食と体育がイヤなのと、お友達とあんまりうまく過ごせないのがイヤ、ということでした。

最近は落ち着いてきてるということで、朝一度保健室に行って、その後は教室に行って、最後まで学校で過ごせているんだそう。

 

「うちの子は先生が怖いのが一番の理由」と話すと、「うちは先生が怒るのはそんなに気にならないみたい」と。

ほえー。受け流すのができるのかな。

「でも、お友だちで、先生が怒るのが怖いっていう子いましたよ。ほかの子が怒られるのに巻き込まれるんですよね」と言ってくれました。

うんうん。そうです。

自分がどれだけ気をつけて怒られないようにしていても、お友だちがふざけていると怒られる。

先生が怒っている状況自体が怖い。自分も聞いておかないといけない。

いったい何の罰?と思います。

 

〇くんの給食イヤについては、確かに、長女が家で給食の献立を見ながら、「あ、今日〇くん絶対嫌がってるよ、『豆乳入りみそ汁、ぜったい吐く』って前言ってたもん」などと言っていました。

給食、毎日ですしね。

給食が辛いと、毎日辛いことがあるということですもんね。

 

給食、どうして残しちゃいけないのかなーって、改めて考えてみました。

 

せっかく作ってもらったものだから、全部食べなさい。というのも、作ってくれた人は吐きそうになるの我慢しても食べてもらいたいのかな。

そのために学校行きたくないって言っているのを聞いて嬉しいかな。

 

フードロスの話もあるけど、小学生が吐きそうになりながら食べてるのを我慢させて解決することなのかな。そこをがんばる問題なのかな。

 

残食があると担任の先生の評価が下がる、という話も聞いたことがある。

給食ガマンして食べてたら食べられるようになった、というのもあるけど、食べられるようになってよかったね!で、その子の苦しかった時間はなくなるのかな?

 

なんか、こうでなきゃいけないっていう「日本の学校の当たり前」をもう一回よく考えようよって思います。

 

宗教上、これが食べられませんっていうのがあったとして、日本の学校はどうするのかな。何か証明かなんかいるのかな。

親がこの子は何教ですって言わなきゃいけない?

親は認めていないけど、子どもはこの宗教を信じたい、といった場合はどうなのかな。

とか。

学校に「自分は何教を信じています」とか表明しなきゃいけないのかな。とか。

自分でビーガンやベジタリアンををやりたくて、試してみることはできないのかな、とか。

 

子どもの自己決定権というものが、「ここは学校だから」という理由だけで、すごく軽視されている感じがします。

自分で選んで入る私立学校の場合、学校の理念とルールに従わないといけないかもしれないけど、地域に住む人が誰でも入る公立学校だからこそ、もっと多様なものを受け入れられないといけないんじゃないのかな、などとつらつら考えました。

 

話がそれましたが、とにかく、〇くんのお母さんとお話しできて、学校行きたくない子には、HSCもいれば、違うタイプの子もいるんだなぁって、改めて思いました。

自分の子以外の子の話を聞けることなかなかないですしね。

交流会みたいなのがあればいいのかも。

 

お昼

お、元気に出てきました。

11月の土曜に学習発表会(親が見に来るやつ)があって、音読劇の練習がはじまったのだそう。

スイミー」をやるらしく、ひとりひとりセリフがあるのだとか。

帰りながら、それを一生懸命繰り返していました。

 

学校がんばり表

規定コマ数 6

目標コマ数 4

参加コマ数 3 ➡一時間目の国語は、最初は保健室にいて、途中から参加。

特例でごほうびゲット(ハイチュウ3つ)

ハイチュウ食べすぎかな💦

 

【今日がんばったこと】

音読劇のパートを決めるとき、やりたいパートに立つのをがんばった。

【今日をやり直すならこうする】

一時間目の国語、もうちょっと早く教室に行けばよかった。

 

10月の学校参加率下がってます。

午後はほぼ全滅。

うーん、私の方もあんまりがんばって行かせる気力が下がっています。

これでいいのか悪いのか。

また書きます。ではでは。