HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
11月7日(月)
朝
今日は待ちに待った社会見学で水族館へ行く日です。
昨日の夜から、朝起きて何をして何時に出発して…というメモを書いていました。
8時までに教室に入っておかなくてはいけません。
先生にさんざん「遅れたら置いていくからね」とビビらされているので、「絶対に遅れちゃダメだから」と入念に用意してます。
予定どおり7時25分に家を出ました。
朝もすっと起きて、朝のやることとごはん、着替えを終わり、すごく順調に出発しました。
うむ。無事に間にあってよかったです。
一方、次女は、今日は英語のA先生が嫌な日です。
長女を送って家に帰ると、さっそく「英語のこと幼稚園に聞いて」と催促。
はいはい。
幼稚園に電話すると、担任の先生が出てくれて、やっぱり今日は英語があって、A先生の日。
同じクラスの男の子もA先生が嫌で、もう一人の先生の方に行ったこともあるし、前回はA先生のところに「今日は見ておくだけでいいですか」と言いに行って見学だけしたこともあるそうです。
次女にその二つの会を提案しましたが、どちらも首をフリフリ。
ごほうびの提案もしましたが、「ごほうびいらない。英語は出たくない」
いうことなので、今日は早めに迎えに行くことに決定しました。
英語に出なくていいとなると、ご機嫌で準備をして、エレクトーンの練習もして、スマイルゼミもして、超おりこうさん。
やることリストに色を塗って、ご機嫌で出発しました。
午後次女迎え
さて、今日は長女は午後3時ころまで社会見学。
お昼は久しぶりに夫と二人でのんびり食べました。
午後1時15分、次女の迎えです。
どうかな?と迎えにいくと…
A先生、なんと今日お休みだそうで、違う先生が来てくれたということ(^^;
ちがう先生のもと、なんか楽しそうに英語の時間が始まっていたみたいです。
次女に「英語出てきていいよ。またあとで迎えに来てあげるよ」と言うと、「先生と同じこと言ってる」と、ぶうっとされてしまいました。
担任の先生も「お母さんに電話してあげるから、出てみたら?」と誘ってくれたそう。
言いたくなっちゃいますよねー。
次女「出ない。帰る」ということで、今日は帰りました^^;
長女帰宅
社会見学(水族館)が終わり、久しぶりに迎えに行かずにお友だちと帰ってきました。
楽しかったみたいです。
お昼のお弁当もお友だちと8人くらいのグループで食べたみたい。
クラスの子たちも、バスに酔ったりせずに無事に帰ってきたみたい。
夕方、習いごとのテニスも行って、今日はフルで予定を完了しました。
夜
無事に社会見学が終わり、また始まる長女の「明日イヤ…」
「明日イヤ」。もう聞き飽きて、ちょっとげんなりします。
最近は、もう面倒になって、
「明日、北条屋敷が燃えるかもしれん」とか、昔の大河ドラマの『おんな城主直虎』で出てきたセリフを言ってます。
「意味わからん」と言われますが、まあいいです。
11月8日(火)
朝
長女、布団から出てきません。
あー。
予感はしてましたが、「社会見学が終わったら、もう楽しみがない」ですよね。
それから、土曜日にある音読劇の練習も「学校イヤ」の一因みたい。
2年生全体で練習があるようなのですが、3クラスの担任が怒るのと、さらに隣のクラスの初任先生の指導に入っている先生も爆怒りして、4人の先生から怒られるのだとか。
いや、誰かとめて。
だんだん、「先生が学校で怒り散らしているのを、何で家でこんなになだめたりすかしたりして連れて行かなきゃいけないんだ」と、すごく疑問を感じちゃっています。
子どもたちは先生を見て、「自分の思い通りにならなかったら、大声で怒りちらしていい」と学んでしまわないでしょうか。
世の中で働いている大人は、そんなに毎日怒りをあらわにするって、ないと思います。
先生だけなんでそんなことをしているのか。
長女に言わせると、「3年生の先生はおだやか系だよ」ということらしい。
今の2年生の担任がおかしいのか?
それから、学校のさまざまな決まり。
消しゴムは白、鉛筆は6本、ひっ算の線は定規で引く、連絡帳の書き方は、ノートの書き方は…といろんな不文律のきまりがある。
それでいて、学校の今年の目標に「自ら考えて動く」みたいなことが掲げてある。
矛盾してません?
などなどモヤモヤがたまり、
さらに、先週から子どもに風邪をもらって私のパワーがしぼんでいるのもあって、
「もういいよ、今日は休んだら…」ということで、長女休みました。
(一応、「保健の先生に会いに行かない?」と言いましたが、今日は行かないそうで。)
なんか、もう今年度は学校でがんばらなくていいんじゃない…とか気持ちが萎えています。
転校できるまで、フリースクールに行かせようか。
変な決まりがない方が、「自分で考えて行動する力」とかつきそうです。
長女は、決まりがあると「守らなきゃ」
先生が怒ると「怒られないようにしなきゃ」
と精一杯気をつける。
ものすごく狭い範囲で活動しているんじゃないのかな。
決まりがあっても先生が怒っても、「きまり?そうだったー。また先生怒ってるなー。」くらいでいられる子もいるでしょうが、長女はちがう。
全力で決まりを守ろうとするし、全力で先生の言うことを聞く。
保健室に行って、友だちが誘いに来て、教室に行って、「行けたね、がんばったね」というのがしんどくなってきました。
九九ができるようになったり漢字を覚えてきたりしますが、それと同時に「先生の顔色をうかがうこと」や「今の学校だけで通用するさまざまな決まり」も覚えてきて、苦しくなっているんじゃないのかなと。
それから、お友だちがきまりを守っていないと、「守っていない子がいる」「でも自分はきまりを守らないといけない」というモヤモヤを持っているみたいです。
なんか、そういう時間、無駄じゃないかなと思ってしまいます(>_<)
ちきりんさんはじめ、いろんな人の本を読んでいると、「学校の価値観から抜け出しましょう」とか「みんなと仲良くじゃなくていい」とかたくさん出てきます。
いろんな人が「自分らしく幸せになるには、学校で教えられた価値観から抜け出しましょう」という感じのことを言っている。
そしたら、今、長女がまさしく教え込まれている学校的価値観。
それをあとから外すより、そういう価値観入れない方がいいんじゃない??と思ってしまう…。
日本で生きていれば、少なからずそういう「まわりに合わせる」という価値観あると思いますが、学校で色んな細かい決まりや価値観にがんじがらめにされる前に抜け出した方がいいのでは…と、思いついてしましました。
うーん、すぐに行動に移すかどうかは別として、今後どうしていくか、ちゃんと考えたいと思います。
ではでは。