バタバタしていて更新が遅れていますが、がんばって追いつきたいと思います💦
HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
12月1日(木)
日が替わってすぐ、夫から電話があって、夫の母が亡くなりました。
ガンで闘病していて、ここ2週間ほどは、いつ亡くなってもおかしくない、という状況だったので、みんな一応心の準備はできていたけど。
それでも、「まだ生きている」と「亡くなった」はまったく状況がちがうんだなと実感しました。
「生と死はつながっている」と言いますね。本人にとってはそうかもしれない。
最後の方は、おばあちゃんはそういう感じだったかもしれません。
でも、周囲にとっては、生と死は全くちがうんだなーと。
少しずつ、「亡くなったときはこうする」という準備はしていましたが、一気に物事が動き出しますね。
朝起きたらやることを考えながら、私はいったん寝ました。
朝
いつもどおり長女を起こし、「おばあちゃんが亡くなったよ」と伝えました。
まだあまりよく分かっていない感じ。
夫側のおばあちゃん、長女が生まれた時はすでに耳が遠くてあまり聞こえず、病気の期間もあったので、長女も次女も「おばあちゃんと一緒に遊んだ」というのはあまりありません。
お別れしにいくよ、今日の午後からおじいちゃんの家に行って、明日は学校お休みしてお葬式に出るよ、と話しました。
長女、まずは「走ろう会は?」と一言。
明日、走ろう会(マラソン大会)がある予定。
「走ろう会は今年は出られないね」と言うと、ちょっと泣きました。
一度も練習してないけど、本番は出るつもりで、楽しみにしていたみたいです。
それから、「親戚と会うのがドキドキする、誰とも話したくない」と少ししょんぼり。
そのあとは、
長女「今日は何するの」
私「お通夜」
長女「なにそれ」
私「おばあちゃんが仏さまのところに行けるように、お坊さんがお経をあげてくれるの。お盆にそういうのしたの覚えてる?」
長女「うん 。長かった」
長女「自分が死んだ時もそうするの?」
私「仏さまのところがよかったら、そうだね」
長女「お母さんは?」
私「お母さんも仏さまのところがいいからそれかな」
長女「仏さまのところって?」
私「極楽浄土って聞いたことある?」
長女「極楽ならある。天国みたいな感じ」
というような話をしました。
午前中は学校へ
忌引きで朝から休んでもよかったのですが、私も着るものや持ち物など落ち着いて準備がしたかったので、長女は学校に、次女は幼稚園に行ってもらいました。
長女も次女もすんなり行ってくれました。
学校たのしい表
規定コマ数 4
目標コマ数 4
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
図工の「のりのりお花紙」を完成できた!
【ラッキーだったこと】
4時間のうち3時間が図工の時間だったこと
午後
午後はおじいちゃんの家へ移動。
お布団に寝ているおばあちゃんを葬儀社の人と一緒に納棺。
夜は、親せきが続々と到着してお通夜。
義実家近くのホテルに泊まりました。
1日よくがんばりました。
12月2日(金)
(学校は忌引きでお休み)
お葬式に参列。火葬場に行き、骨上げまで立ち会いました。
2日間、7歳、5歳の子にしては、かなりがっつりと参加したと思います。
さて、「親戚に会うのがイヤ」と言っていた長女ですが、夫のお姉さんや兄嫁さんがとっても優しく接してくれて、ニコニコ。
いとこの小さい子たちも到着し、待ち時間に一緒にかくれんぼやだるまさんがころんだをして遊んだり。
夜に帰る予定でしたが、「もう一回泊まりたい」と言うほど。
もう一泊して、翌日夕方まで義実家で過ごしました。
さてさて、暗くなって自宅に戻り、ほっと一息。
4日(日)はエレクトーンのレッスンにも行き、少し日常に戻った感じ。
夜から、「学校行くの無理かも」とわりと激しめに泣きました。
12月5日(月)
朝
長女泣いて、やっぱり学校行きたくないモードですね。
私の方にも「それでもがんばって学校に行かせよう」というエネルギーが残っていなくて、
「そこまで嫌やったら、行かなくていいから。
泣いてる時間がもったいないから、泣かなくていいよ。
その代わり、フリースクール見学に行こう」
と提案。
長女、うなづいてました。
学校に行かなくていいと言われて、まあまあいい感じに朝ごはんに着替え。
うむ。その様子を見て、さらに提案。
「朝1時間だけも行こうか。保健の先生の顔見に行こう。お葬式の話しておいで」と言うと、意外に素直に準備してます。
朝、長女が家を出ないと次女も「自分も幼稚園行くの嫌、お姉ちゃんずるい」となりがちで、それを長女も知っている。
それで、ちょっと協力してくれる感じがある。
今日はその余裕があるみたい。
ということで、長女を学校まで送っていきました。
私はフリースクールに電話をしてみる。
実は、4月にも一度問い合わせをして、「来る前に電話をもらえれば、見学できますよ」ということでした。
4月のときは、見学に行く前に、長女が「保健室登校してみる」ということで学校に行き出したので、結局、実際に見に行っていなかったのです。
場所は、次女が行っている幼稚園の近くのビルの中にあって、通いやすそうだし、サイトの説明もよさそうでした。
それで、「よーし」と、4月以来の問い合わせ。
すると、この数か月で少し状況が変わったようで💦
幼稚園近くの場所は、主に高校生用になったらしく、小中学生は、別の場所にある一軒家に行ってもらっている、ということ。
実は、時々このフリースクールのFacebookを確認していて、そういう場所があるのは知っていましたが、「遠いなー」と思って、こっちは通うのは無理かな?と思っていた場所でした(^^;
家からだと車で約20分、自転車だと約40分。
うーん、たぶん自転車で行くことになるし、遠いなー寒いなー。
「とにかく一度見学をされては?」と勧められて、金曜日に見学に行くことになりました。
10時15分迎え
ニッコリ出てきました。
「最近は学校とちょっと楽しい。先生があんまり怒らないから」だそう。
ほー。それはよかった。
今日はフリースクールの見学に行けないことを言うと、少し残念そうでした。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 2
【楽しかったこと】
ない。
【ラッキーだったこと】
うーん、ない。
12月6日(火)
「今日は行けそう、給食も食べたい」と言って、ささっと用意して出発。
サラリと学校に入っていきました。
日によって状況が違いすぎます💦
お友だちと一緒に帰ってきて、一緒に宿題もしました。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 6(体育は見学)➡ごほうびゲット
【楽しかったこと】
給食が楽しかった(お好み焼きがおいしかった)
【ラッキーだったこと】
音楽がピアニカのテストで、『山のポルカ』がうまく弾けたこと
12月7日(水)
号泣です。
今日は、次女の幼稚園のお遊💦のリハーサルがある。
お父さんは初七日の法要でおじいちゃんの家へ。
たぶん「次女はお母さんとずっと一緒なのに、自分は一人学校に行く」というのがしんどいっぽい。
号泣してるけど、私もお父さんも出発しないと時間がない。
まあまあ焦りつつ、話をします。
「どっちか決めて。ひとりで留守番になっちゃうよ。お父さんと一緒におじいちゃん家に行ってもいいよ」
まだだいぶ泣いてましたが、「ほんと時間ない」とせかし、
「がんばって学校行く」
ということに。
それでも、「早く迎えに来れる?」と食い下がる長女。
「帰りはたぶん時間が延びるから、何時って言えないから無理だよ」
また泣いてますが💦
とにかく「今出ないと、お母さんと一緒に行くのもできないよ」と言って、準備して出発しました。
午後
はい。楽しそうにお友だちとワーワー走って帰ってきました。
学校に行ったら、なんとなく学校モードになって過ごせるみたいです。
聞いてみると、「結局授業にも全部出た」という。
あーーそうなのね。
号泣していたのをいろいろなだめていた私の朝の時間を返して、と思わないでもない(~_~;)
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 7 ➡ごほうびゲット
【楽しかったこと】
算数の「三角形と四角形」で折り紙を折ったのが楽しかった
【ラッキーだったこと】
給食が全部おいしかったこと(カレーうどん、ひじきサラダ、みかんでした)
夜、長女、ぽつりと、「明日、〇くんがコロナが終わって学校来るんだ。」と言ってきました。
そうなん、よかったね。と言うと、
「〇くん、先生によく怒られるから、先生がまた怒る」と言って、しーんとしてました。
長女は〇くんの学校での様子をけっこう楽しそうに話していて、〇くんのことを全然嫌いじゃないようです。
だけど、〇くんがいると先生が怒る、だから学校が少しイヤになる、というのが、なんだか悲しいです。
12月8日(木)
「きのうがんばったから、今日は休む」と言っていました。
が、2時間だけ行こうか、と言ったらすんなり行きました(^^;
次女のことを考えてくれているのか?
4時間ではなく2時間ならわりと軽い感じで行けるみたい。
さらに、「中休み(2時間目の終わりの休み時間)に九九のテスト受けたいから、中休み終わった時間に迎えにする」と、意欲を見せていました。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 1(体育は見学)
【楽しかったこと】
体育の「宝とりオニ」が楽しかった
(見学したら楽しそうだったみたい。「今度家族でやりたい」と言ってました。
いや、学校でやっていいんですけど(^^;)
【ラッキーだったこと】
中休みに「九九のがんばり表」のテストが受けられて、合格してラッキーだった。
フリースクールに見学に行ったことについては、次回書きたいと思います。
ではでは。