HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
9月26日(月)
朝
「行きたくない」
はい、波乱の幕開けです。
いきなり話は飛びますが、きのうこの本を読みました。
『アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方』著者:リーバーすみ子
「英語の書き方」という題ですが、中身としては、アメリカの小学校で作文をどう教えているか、という内容です。
長女の作文の宿題の指導にとっても役立ちました。
で、そこにあったのがこういう図。
言いたいことを整理してまとめられます。
んで、長女の「行きたくない」について、一緒に整理してみる。
私「真ん中のダイヤモンドがメインアイデアだから、
そこに『今日は学校に行きたくない』だね。
じゃあ、理由を3つ言って」
長女「①先生が怖い
②給食が嫌だ
③友達がふざける→友達がふざけると先生が怒る」
私「なるほど。
それで、最後の箱に『以上3つの理由で行きたくない』というわけね。」
うむ。話がスッキリする。
私「じゃあ次ね。ダイヤモンドに、
『学校に行きたくないけど、もし行くとしたら、考えられる方法』
を書いてみようか。」
長女「今日はごほうびもらうとしたら5こ取らなきゃダメでしょ。
①1234教室にいて、給食食べて帰る
②1234教室いて、給食は帰って、5時間目いく
③全部いく」
私「じゃあ、どれにする?」
長女「どれも行かない」
うむ。そう簡単にはいかないか。
私「ごほうびなくていいの?」
長女「いい」
今日は5ポイント取りにいくのは難しそうです。
学校に全く行かない、というのも、連休あけで休みが続いてしまうので、ちょっと心配。
うまくいくか賭けですが、ミニごほうびを提案してみました。
「じゃあミニごほうびはどう?なんかちっちゃいごほうび考えるよ。
それでどれか行く?」
長女、うーんと考えてましたが、
「じゃあ3時間目まで出る。算数だけ行く」
行くんかい(^^;
出発できました。8時45分到着。
今日の次女
今のところ、次女の方が重症。
きのうの夜も「幼稚園イヤ」と泣いていました。
で、次女は今日どうなったかというと…
幼稚園でコロナが複数人出たということで、月曜、火曜休園になりました。
次女「ほんとっ?」とほっとしてました(^^;
でも、今回思ったのは、このまま小学校入って、担任の先生がわりと怒る先生だった場合、次女も長女と同じ道をたどりそうな気配…_| ̄|○
先生が怒らない学校を探そう…
長女は3時間目の終わりが11時半で、そのときに迎えに行かないといけません。
それまでに買い物をしておかなければ。
次女と一緒にドラッグストアへ。
そうだ、長女のミニごほうびもを買わなきゃ。
ちいさいお菓子でいいか。
長女のお菓子を選んでいると、
次女、「私のは?」
うん、そうなりますね(^^;
私「じゃあ、幼稚園がんばって行って、ミニごほうびもらう?」
次女「うん。そうする。がんばっていく。夜も泣かない」
と約束しました。
次女の分も同じお菓子を買いました。
ごほうびで釣っていいのか?ごほうび制度のメリット
しばしば考えますが、また「ごほうびで釣っていいのか?」という迷いについて考えました。
まだ少し迷っているところはありますが、メリットが大きいと思うので、今のところこの方法を使ってみています。
子ども側のメリット
子供が自分で「がんばる」と選ぶこと。
「お母さんが今日は行きなさいと言ったから」とかではなく、
「ごほうびが欲しいから、自分で行くのを選ぶ。自分で行きたいと思う」ということ。
少しのごほうびをきっかけに、勇気を出せる。
長女がごほうびをもらうためにがんばるか迷って泣いているのも、勇気をふり絞っているところなのかなと。
親の側のメリット
子どものつらさが可視化されること。
子どもの気持ち中には、「行く」と「行かない」のお皿の天秤があるはずだけど、親からは見えない。
ごほうびの提案をすることで、「このごほうびを載せると、行く方に傾くんだ。」「これを載せても行く方には傾かないくらい、今日はつらいんだ。」というのがわかる。
この二つのメリットで、ごほうび制度は、ただ「行きなさい」「お願いだから行って」とか言うよりいい制度だなと思っています。
11時半迎え
長女、出てきました。
算数だけ出る、と言っていましたが、国語と算数の2時間授業に出たみたい。
家に帰ると次女がいるので、先に説明。
「次女ちゃん、コロナで幼稚園休みになったよ」
「そうなんだ」
「今日とあしたの2日間」
「え、あしたも?
自分だけ学校やだ、明日やだ、明日は学校行きたくない」
テンションだだ下がり。
あー
明日のことは言わなければよかった。間違えたorz
次女が家で待ってるので早く帰りたいが、長女とぼとぼ歩く。
なんとか家たどり着きました。ふう。
テニス
今日は長女次女とも習いごとのテニスです。
次女、6月ころから、テニス最後までやらずに、見学しているみたい。
迎えに行くと、毎回横のベンチで座っている💦
そうだ、ということで、今日買った次女用のごほうびは、幼稚園ではなく、テニスを最後までやったらゲットできることに。
次女も「今日はがんばる」とやる気。
さて、どうかなーと迎えに行くと、次女、やってましたー。
みんなと並んで、コーチが出したボール打ってます。
コーチからも、「ネット越えて、さらによく飛んでた」とほめられて、うれしそう。
(でもコーチの前では顔には出さないんだけど(^^;)
学校がんばり表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 2
ごほうびはなし。ミニごほうびのちっちゃいお菓子をゲット。
次女とふたりでミニごほうびのお菓子食べて、ほっこりしていました。
【今日がんばったこと】
授業2時間出たこと
【学校で話したこと】
保健の先生に、次女の運動会もうすぐなんだよって話した。
夜
次女は、明日休みと分かってるので、すっと寝ました。
一方、長女、号泣。
明日私が用事があるので、お昼帰ってくる場合、お父さんにお願いしています。
それも不安な要素なのか、すごい泣いてました。
泣きながら「がんばる」と言って寝ました。
9月27日(火)
朝
まだ泣きぎみ。
ごほうびをもらうかもらわないかで葛藤しているみたい。
次女が休みなので、自分も休みたい気持ちと戦っています。
次女が休みのところがんばるので、2時間授業に出たら、ミニごほうび。
5コマとって文房具ごほうびにするか、ミニごほうびにするか迷ってるみたい。
泣きながら迷って、今日は午後は行かないと決めました。
連絡帳書いて、というので、長女の言うとおりに書いていきました。
「今日は2時間だけ授業に出るつもりです。
今日は気持ちが不安定で、泣いてしまうかもしれません。
よろしくお願いいたします。」
決まってしまうとスムーズに準備。
サクッと学校に入っていきました。
お昼
用事が終わって帰ってみると、ご機嫌(^^;
1時間目以外の3時間、授業に出たそうです。
「生活」の時間に工作をしたようで、楽しかった!と話してくれました。
それはよかった。
学校がんばり表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 3 ごほうびはなし。
2時間以上出たので、ミニごほうび
(今日買う時間がなかったので、あした渡すことに)
【今日がんばったこと】
1時間目の国語の途中から教室に行った。
よく分からなかったけど、がんばって参加した。
【今日やり直すならこうする】
1時間目の国語、最初から行けばよかった。(おお、前向き)
9月28日(水)
朝
「今日は午前中だけで帰る。
次女ちゃんのお迎えも行かないでいい。
ごほうびもいらないから、それでいい?」
「月曜火曜がんばったから、疲れちゃったの」
だそうで。
予定が決まっているとごきげん。
用意もサクサク。
お昼
元気に出てきました。
「体育以外の授業に出た。
授業の時間が変更になって、生活が午後になったから、工作の続きはできなかった。」
ということで、工作するつもりだったのができなくて、家できのう学校でつくった「紙とんぼ」と「ぴょんぴょんがえる」を作ってました。
紙の厚みがちがうのか、学校と同じようにとばない。
違う紙でつくったり、ゴムの種類を替えたり、試行錯誤。
こういうの。いいですよね。
でも、余裕がないとできないかも(*_*;
学校に7時間いて、宿題があって、習い事もして。
小学生、余裕ないですよね。
宿題なし、とかならないのかなーと思っちゃいます。
学校がんばり表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 3 ごほうびなし。
【今日がんばったこと】
国語で、「気持ちを考えましょう」みたいな時間がすごい長くてイヤだったけど、がんばった。
【今日やりなおすならこうする】
算数をもっと頑張ればよかった。発表すればよかった。
ということでした。
長くなっちゃいました。ではでは。