こんにちは。
小3長女、小学校の視力測定で視力が落ちていると通知が来ました。
(学校って、こういう検診を定期的にやってくれるのはすごくありがたい。
学校に行く大きなメリットですね(^^;)
長女に「黒板見えにくくない?」と聞くと、「別に全然見えにくくない」という答え。
そうなん?
学校の検診結果だと、「0.3〜0.6」という範囲なので、どれくらい見えているのかいまいち分からず。
しかし、家で注意して観察していると、テレビを見てる時など、目つきが悪くなっているのを発見。
あらら、やっぱり何かしないとダメだわ。
ということで、今回長女がオルソケラトロジーの視力矯正を始めましたので、今日はそのことを書きます。
1 オルソケラトロジーとは何か?
オルソケラトロジーという視力矯正法をご存じでしょうか。
ChatGPTさんに説明してもらいます。
概要:
オルソケラトロジーは、特別な硬いコンタクトレンズを角膜に装用することで、角膜の形状を変え、光の屈折を調整する方法です。
これにより、近視(近視、遠視、または乱視)の視力を一時的に改善します。
通常、これらの特殊なコンタクトレンズは夜間に装用し、日中はレンズを外して視力を補正します。
角膜の形状を維持するために、定期的なコンタクトレンズの使用が必要です。
ざっくり言い換えますと、「オルソケラトロジー用のハードコンタクトレンズ」というのがありまして、夜はめて寝てると、寝ている間に角膜の形をいい感じにしてくれて、朝になって外しても角膜の形が矯正されているので、裸眼でもよく見える!というもの。
ただ「一回はめて寝たらOK!」いうのではなくて、「継続的に夜はめて朝はずして」という生活になります。
2 なぜオルソケラトロジーを選んだか?
私自身、小学生のときから視力が悪く、小学校高学年からずっとメガネ。
高校生になってコンタクト、以後ずっとコンタクトか眼鏡の生活。
そして今もまだ視力が悪くなり続けている。
で、視力についてはいつもモヤモヤしていたところ、オルソケラトロジーを知りました。
『コンタクトは夜付けて寝なさいーナイトコンタクトと視力回復法』本部千博 著
昼間裸眼で過ごせる!それはすごい!
コンタクトだと、目にゴミが入ると激痛、落としたことも何度かあります。
目が乾燥したり、ずれたりも。
メガネだと、視界が狭い、サングラスがかけられない、子どもの顔にぶつかるなどいろんな欠点が。
レーシックは目が悪すぎてできないのです。
昨年、私自身が「よし、オルソケラトロジーやってみよう!」と意気揚々と眼科に行きました。
結果、私は目が悪すぎて適応しません、と撃沈。
オルソよ、おまえもか。
で、長女が視力矯正の必要がある事態となって、よし、長女にはオルソや!となったわけです。
3 適性検査
前回私が撃沈した眼科に予約。
オルソケラトロジーの適応検査、事前に予約が必要なところが多いと思います。
確認してみてくださいね。
私は視力を調べた時点で「適応しません」と5分で終了しましたが、
長女の場合、視力検査と医師の診察で「できますよ」OKが出て、その後コンタクトを選んだり、つけるはずす練習、また最後に医師の診察などで、2時間かかりました。
長女、眼科で視力検査してもらったところ、裸眼で0.2と0.3でした。
そんなに悪かったのか!
うまくつけられる?
長女、生まれて初めて目にコンタクトレンズを入れます。
係の人に入れ方を教えてもらって自分で入れました。
言われるがままに目に装着。
意外にも、さくっと入れることができました。
小さい声で「怖い、痛い」と言ってました。
ハードコンタクトですし、ゴロゴロ感ありますね。
私が初めてコンタクト入れたのは高校生の時なので、長女には「がんばってる!えらいぞ!」という感想しかありません。
オルソケラトロジーのレンズ、見た目は通常のハードコンタクトレンズと変わらず。
ただ、直径が数ミリ大きいそうです。黒目を全部覆って形を変える必要から。
装着方法やお手入れなどは通常のハードレンズと同じです。
レンズを付けて視力の検査をして、次は外す練習。
はずすの難しいですね。指ではずす方法とスポイトではずす方法を教えてもらいました。
「基本的に毎日つけてください」と言われて、「これ毎日やるの」と長女は凹み気味でした。
お世話をしてくれた係の人のお孫さん(小学4年生)も最近オルソケラトロジー始めたそうです。
医療関係の人が家族に勧める方法だというのも安心材料ですね。
初めての日、どんな感じだったか
寝る前、初めてコンタクトを付けて寝ます。
落としてもすぐ分かるように周囲を綺麗にして、コンタクト装着。
昼間に手順を教えてもらったばかりだったからか、自分で割とスムーズにつけられました。
長女、「目が痛い、上向いて寝るのが辛い」とブツブツ言いながら寝ました。
オルソ、はめてしばらく(=寝入るとき)は、コンタクトがずれないように上を向いておいてください、と言われました。
寝てしまったら、寝返りをうったり横向きで寝たりは問題ないそうです。
さてさて朝、どうかな?
「上向いておかなきゃと思ったから、よく眠れなかった気がする」
と言ってました。
確かに朝も上向いてました。(いつもはすごい寝相なんですけど(^^;)
指ではうまく外れなかったので、スポイトではずし、無事に初日終了。
ふう。
一週間後、検診があるのでそれまで毎日がんばって着けました。
長女に見え方ちがう?と聞いてみましたが、「前から見えてるし」と言ってました。
ほんとかなー。
4 検診
1週目の検診
一週間、夜つける、朝はずすをがんばって続けて、検診の日です。
レンズを持って眼科へ。
さてさて、視力を測ってもらうと…
裸眼で1.2になってました!!
ええー!すごすぎ。
というか、そんな物理的な感じで目ってほんとに良くなるんや。
まじか。そうなのか。
医師の診察でも目に異常はなく、また装着を続けて、さらに一週間後検診になりました。
2週目の検診
また一週間がんばって、検診の日。
視力1.2、目に異常なし!
おおー。ということで、正式にオルソケラトロジー治療開始になりました。
(2週目までに何か異常があったら、その後は続けられないということだったらしい)
1週目、2週目の検診は30分ほどで終わりました。
(つけはずしの指導も含めて)
5 やってみてどう?
子どもの反応や感想
子どもに感想を聞いてみましたが、「効果がちゃんと出てるのがいい」とのこと。
やっぱり見えやすくなったのね(^^;
コンタクトをつけるときになかなか入らないときがあり、「うー」となっていることもあります。
「1週間に1回くらいは休んでもいい、2日続けて休まない」という感じで運用してます。
今のところ、ねぎらいのため、検診に行った日の夜はお休みしました。
親として感じたこと
親としても、その効果にびっくりです。
昼間は裸眼なので、メガネをかけたりもなく、これまでと変わらず過ごせるのもすごくいい。
それから、オルソケラトロジーは視力低下が進みにくいと言われていて(絶対ではないようですが)、そこにも期待したい。
6 気になるお値段
15万円~18万円ほどが相場のようです。
レンズが国産かどうか、破損した時の保証がついているかどうかで値段が変わるようですが、機能は変わりませんと説明を受けました。
国産でない場合、在庫がなければ取り寄せになるので2~3週間かかる場合もあるそうです。
なるほど。
うちは在庫があったので、保証なし、アメリカ製のにしました。
それでも高いです。
が、目は起きている間ずーっとずーっと使いますしね。
視力が悪くなってしまうと、私のように、もうオルソケラトロジーできなくなってしまいます。
早めに投資してみました。
7 おわりに
次は3か月後に検診になりました。
長女と一緒に装着やお手入れがんばって行こうと思います。
オルソケラトロジー情報、お役に立ったら幸いです。
ではでは。
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