文から絵を描かせると、子どもが分かっていないことが見えてくる
読んだ本、どこまで理解してるのかな?
子どもと一緒に絵本を読んでいて、どこまで分かってるのかな?と思うことありませんか。
今うちの子は幼稚園生なので、国語の勉強がどうこうということはないですが、いつも読んでいる絵本など、どのくらい理解しているのか興味があります。
参考にした本 『国語が得意科目になる「お絵かき」トレーニング』
kindleunlimitedにも入っています。
「子どもが文章の内容を理解しているかどうかは、文章から読み取った内容を『絵』に描かせてみればわかります。
逆に、『絵』を見せて、それを『文章』で説明させることによっても、読解力・理解力を測ることができます。」とのこと。
小学3年生以上推奨、と書いていますが、できそうなところをやってみることにしました。
「ミキってなに?」分かっていない言葉を発見
本に載っている例文を少し簡単にして、子どもに絵を描かせるのをやってみました。
「これは、赤い実がなっている木です。木の幹は茶色で・・・」と読んでいったところで、5歳の長女。
「ミキってなに?」
おお。さっそく理解できていない言葉を発見。
画像検索で見せたりしながら、幹の説明をしました。
「これは、赤い実がなっている木です。木の幹は茶色で枝は二本です。
葉っぱは緑色で、ふさふさとたくさんついています。
その中に、赤い丸い実が二つなっています。」
という文を最後まで描いた絵が下のものです。
枝はほそーい茶色の線でしたが、〇にしました。
3歳の下の子もやってみました。
こちらも例文を簡単にして試してみます。
「青い空に太陽と雲があります。
太陽が上で、雲が下にあります。
太陽は明るく光っていて、雲はもくもくしています。」
という文にしました。
結果、3歳にはまだ難しいですね。
太陽が上で雲が下、と言っても、紙のどこに太陽を描くか決められませんでした。
太陽を一生懸命描いていると、雲を描くことをすっかり忘れたり。
それはそれで、子どもの成長が見えて、とても面白かったです。
最終的に、「ここにもくもくっと雲を描いて」「空は水色で塗ろっか」などと説明して、この絵になりました。
また何か月かして、同じ絵を描かせてみたいです。
まとめ ゲームとしてたまにやってみよう!
読み聞かせももちろんいいですが、たまにはこうやって文から絵を描かせると、子どもがなんとなく分からないまま流していることを発見できたり、子どもの成長ぐあいを見ることができて、面白いなと思いました。
こどももゲーム感覚で楽しんでいましたよ。
お休みのときなどにどうでしょうか。
お読みいただきありがとうございました!