HSC(人いちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
2月も終盤まで来てしまいました💦
2月2週目まで書いていきす。
2月1日(水)
インターナショナルスクールの見学のため、学校はお休みしました。
家から電車とバスで1時間半くらいかかり、通えるのかという問題はありつつ、「とりあえず見に行かないと分からない」と思い、見学を申し込みました。
30分ほどの学校見学。
2つの建物に幼稚園から高校まであります。
広々、という感じでは全然ないですが、とてもよさそうでした。
小学1年生と2年生は2クラスあって、ほかは1クラスずつ。
先生と生徒の割合は1:1~8人ということで、とても手厚い。
なにより、子どもたちの心理的安全を第一に考えているということが魅力です。
学校に出入りする大人は、先生、事務スタッフ、業者、保護者みんなに対し、子どもの心理的安全に対する研修を行い、学校の中で子どもの心理的安全が脅かされることないように徹底しているということでした。
今の学校と全然違うな、いいなと思いました。
長女も、先生が怒らないことを聞いて安心したり、
教室に丸テーブルやソファがあったり、
先生の方を向いてビシッとする感じではないこと(残念ながら、見学した時間がちょうど休み時間で授業風景は見られなかったのですが)、
学校でみんなでおやつを食べたりする、
など日本の一般的な学校と違うところに驚いていました。
ただ、
今は定員いっぱいで、すぐに転校とはできないということ。
3年生はまず無理で、4年生もどうか分からないということでした。
入学の申し込みをしておいて、空きが出たら連絡をもらうということになりそう。
入学の申し込みにも、今の学校に書いてもらう書類や教育委員会との話し合いが必要で、それらの書類がそろった時点で申し込みができると説明を受けました。
うーむ。
まだまだ「よし、ここに転校だ!スッキリ解決!」という感じにはならなさそうです。
2月2日(木)
きのう学校見学の帰りに「一緒に次女ちゃんを幼稚園に迎えに行きたい。そのかわり、あした学校がんばって行く」というので、長女と一緒に幼稚園へ迎えに行きました。
さて朝、長女、かなり行きたくないモードでしたが、きのう自分で「行く」と約束したので、がんばって行きました。
いつもは4時間目終わりまで行きますが、今日は3時間目終わりの11時半までということで(^^;
まあいいでしょう。
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 2(体育は見学)
【楽しかったこと】
算数のテープ図を初めて知って面白かった。
【ラッキーだったこと】
明日の算数の授業参観の目当てを書くための赤枠を今日のうちに書いたのがラッキーだった。
(テープ図ってこんなやつらしいです。「テープ図」っていう名前があるのか。)
2月3日(金)
月1回の読み聞かせボランティアの日です。
長女も一緒にいつもより早く出発。
金曜日はわりとスムーズに行けます。
読み聞かせ
私は今回5年生のクラスで読み聞かせ。
ちきりんさんのこの本にしました。
『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! 』(ちきりん著)
最初に「海外旅行行ったことある?」と聞くと、7、8人手が上がりました。
ハワイ、シンガポール、フランスなど。
コロナの前に行ったのかな?意外と多くてびっくりしました。
「フランスってエムバペの?」などと子どもたちでワイワイお話。よかったです☺️
本は、来年度、お札が変わるしということで、「伊藤博文がお札から消えたワケ」というところを読みました。
お札に描かれている図柄は、その国の歴史、他国との関係、宗教などが反映されているという考察。
すごく面白いのですが、5年生にはまだ難しかったかな?という反応でした。
今後何かのひっかかりになればいいなということで、種まきとしてヨシとします😅
授業参観
3時間目は授業参観がありました。
算数で、文章題をテープ図を書いて考える、という単元。
途中、「子どもさんの近くに行って見てあげてください」という時間があったので、長女のそばに行ってみる。
ふむふむ。できてる。
朝、読み聞かせに行って学校に入る時に、長女のクラスのお友達が「今日お母さん肩の手術をするから来られないんだ」と言っていたので、その子のところにも行って話をしたり。
読み聞かせに行ったり校外学習のボランティアに行っていると、子どもたちと顔見知りになれて、話を聞かせてくれるのがうれしいです。
私が小学校のころは、お友だちのお母さんってわりとよく知っていたけど、最近はあんまりないのかな?
「お母さんはほとんど専業主婦で、昼間は誰かの家でお母さんたちが集まって話している」というのがもうないですね。
授業参加の感想としては、やっぱり分かってる子にとってはすごいゆっくりなペースだし、わからない子には早いんだろうな、という感じでした。
お友だちは「公文をやっていて、公文では6年生の割り算の筆算をやってる」と言っていました。
おお、そうなん。
うーむ。学校教育ってなんだろうと思ってしまいますね。
学校たのしい表
規定コマ数 6
目標コマ数 4
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
授業参観が楽しかった。お母さんが見に来てくれたから。
【ラッキーだったこと】
授業参観が算数でラッキーだった。得意だから。
2月6日(月)
かなり行きたくないモードでしたが、2週間続けて月曜日休んでいるので、今日はなんとか行かせてみようかなと。
「今日は授業に出なくていいから、保健室で本を読んどきな。図書館で借りた本持っていこう」と説得。
連絡帳に「今日は保健室にいます。図書館で借りた本を持ってきたのを読みます。よろしくお願いします」と書いていきました。
長女もそれで納得して、午前中だけ行きました。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 0
【楽しかったこと】
保健室でやった算数のテストが楽しかった。全部できた。
(保健室で国語や算数のテストをして、残った時間は本を読んでいたみたいです)
【ラッキーだったこと】
保健室で本が読めたこと。
2月7日(火)
時間割をチェック。
3、4時間目に図工があって、そこで「カッターで窓を開けて建物をつくる」と書いてある。
これは楽しそう。
本当は今日は午後も行ってほしかったんだけど💦
幼稚園のお母さんたちの集まりがあって、できたら行きたかったんですが、長女に話したらすごい泣いて、無理かなーと。
まあ今日はいいか。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
図工が楽しかった。
カッターが怖かったけど、ロックがあるから大丈夫だった。
【ラッキーだったこと】
国語がすごく楽しくてラッキーだった。
「楽しかったよ2年生」というやつで、楽しかったことを付箋に書く。まち探検のことを書いた。
2月8日(水)
昨日の夜から「すごい行きたくない」アピール😅
朝も布団からなかなか出ない。
「今日はチーズパンだよ」と言うと、おいしそうと思ったのか起きてきました😂
きのうの「学校たのしい表」のことを聞いてると、国語が楽しかったという話。
おっ、今日は3、4時間目が国語だ。
それで4時間目まで出るということで。
5、6時間目が生活の授業だ。
楽しいと言ってる「自分はっけん」(自分が赤ちゃんのころから今までを写真を貼ったり親から話を聞いたりして振り返る)をやるのですが、「今日は午後は行かない」でした。
4時間だけ行くというので、出発しました。
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 3
【楽しかったこと】
忘れちゃった。
【ラッキーだったこと】
忘れちゃった。
(長女に聞くのが遅くなってしまい、失敗でした💦)
2月9日(木)
給食の献立を見ると、がんばれそうなメニュー。
今日だけの特別オファーで、午前中行って給食食べたらご褒美。
給食、自分から「食べる!」とやる気にならないなら食べないでもいいかなとも思ったんですが、2か月ぐらい食べてないし、うーん、ちょっと久しぶりに食べてくるのもいいだろう。
そのためにご褒美でちょっと背中を押せるならそうしてみようと思いました。
給食終わりに迎え。
「給食すっごいおいしかった!キャベツは嫌だったけど、ラーメンの中に入れたらおいしかった!」らしいです。
まあよかったです😅
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
先生の肩叩きをしたのが楽しかった。
お友だちのお家の方がマッサージを仕事にしているそうで、その子にやり方を教わって、肩たたきチームができたとか。
先生にやってあげて、「すごく気持ちいい」と言ってもらったそう。
楽しそうでいいですが、先生も休み時間ちゃんと休んでくださいね、とも言ってあげたい。
【ラッキーだったこと】
先生があまり怒らなかったこと。
2月10日(金)
4時間行く、で出発。
金曜日は、週末も近いし、ほかの子も午後の授業がないので、気楽なようです。
給食と掃除は出ないですが、4時間行けばご褒美ももらえるし、金曜日行きたくないというのは少なくて出席率がいいです。
学校たのしい表
規定コマ数 6
目標コマ数 4
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
学活「気持ちを言葉で伝えよう」が楽しかった。
【ラッキーだったこと】
国語の自分の発表(まち探検のこと)が終わってラッキーだった。
振り返り
2月前半は、インター校の見学が一番大きなできごとでした。
もしかしたらすぐにでも転校できるかも、と思っていたのですが、そうはいかなかった。
これから、見学に行ったインターに入学申し込みをするか、ほかの学校を探すか家族と話し合いたいと思います。
また、1時間半かけて学校を見に行ったことで、学校でもフリースクールでも、範囲を広げて探してみようという気持ちが出てきました。
行動すると、直接的に成果が得られなくても、また新しいことが見えてくるなと実感しました。
長女は、英語の学校の雰囲気はとてもよかったようですが、授業もノートもをとるのもすべて英語、というのにちょっとビビっています。
だけど、「やっぱり英語いや」ということはなく、毎日の英語の勉強は続けています。
インターに行くのか行かないのかまだ分かりませんが、英語で情報を取ったり英語で発信できたりすることはマイナスになることはないので、一緒に楽しく勉強を続けていこうと思います。
今の学校については、長女が行くメリットを感じて行く日もあるし、行かない日もあるというのが分かってきました。
それでいいのかなとも思ったり。
結局は、長女の人生で長女の時間ですよね。
そこにいるのが辛い場所で時間を過ごすことはないし、メリットを感じない場所で時間を過ごすことはもったいないのでは。
「行ってみたら楽しかった」ということももちろんありますが、だからといって全部我慢して学校に行くことがいいことだとは思わなくなっています。
私が学校にすごくメリットを感じているなら後押しもしますが、今までの授業参観などを見ていても、私の方にも学校に対して熱意がありません。
ということで今後も長女の様子を見ながら別の場所も探していこうと思います。
最近のインプット
このところ、Voicyでビジネス書の翻訳をされている土方奈美さんの放送をずっと聞いています。
日経の記者などからビジネス書の翻訳家へ転身、今はワシントンのジャーナリズムスクールに留学中という方。
上品な語りなのですが、対談回などではズバズバと相手の方に質問して、元記者という感じもなるほどと感じられます。
最近聞いたもので、子どもに関係するものがこちら。
『#105 【日常の中にある違和感】日本は怒鳴ることに寛容な社会だと思います』
アメリカでは子どもに怒鳴ったりすることは虐待と捉えられているということ。
(アメリカが暴力が全然ない社会だからではなく、逆に暴力が身近にあるからこそ暴力に対して牽制が強いのかもという考察がありました。)
放送を聞いて、日本はみんな怒鳴られて育ってきているよなーと。
学校の先生で怒鳴らない人に一度も会わなかった人はいないのでは。
もしかして、日本人はみんな虐待の被害者なんだろうか。
みんなそれで心に傷を負っていて、それを他の人に繰り返してしまうんだろうか
などと思ってしまいました。
怒鳴るのに寛容な社会、そんなのイヤですね。
ではでは。
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