娘はHSC~親ができそうなことをやってみた~

長女はほぼ間違いなくHSC(とても敏感な子)。次女もおそらく。夫と私はHSPです。うちでの試行錯誤を書いていこうと思います。

【持ち物】トップ「シミとりレスキュー」を外食ポーチに常備しよう

今日は、便利グッズのご紹介です。

うちの子は、幼稚園年長と年少ですが、まだまだごはんのとき、袖口や胸元にいろいろつけることが多いです。

ケチャップや醤油、果物の汁。洗濯しても取れなかったり。

すぐに処理するのがいいと分かっていても、手間ですよね。

ということで、これを常備。

 

「トップシミとりレスキュー」 食べ物、化粧品、血液のシミに使える

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使い方は簡単で、セットになっている吸収シートを服の下に置いて、シミの上からトントンするだけ。

吸収シートに色が移っていきます。

目に見えて落ちていって、気持ちいい(*^^*)

あとは普通に洗濯するだけです。


【外出先での応急処置にも】シミとり剤の正しい使い方/Lidea

おすすめポイント 小さい、軽い、吸収シートもついている

サイズは、大きめの目薬ぐらい。

小さくて軽いので、うちでは、外食用のポーチに入れっぱなしにしています。

 

 

アマゾンでも売っていますが、近所のドラッグストアで税込327円でした。(2021年2月現在)

 

ついでに、うちの外食ポーチの中身を紹介


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  • トップシミとりレスキュー、吸収シート
  • 個包装のおてふき、コインタオル(水を含ませるとおてふきになるもの。)
  • 子どもの髪を結ぶゴム
  • ラーメンなどを食べに行くときは、早く冷ますための小型の扇風機
  • 子ども用はし、スプーン、フォーク、割りばし
  • はさみ(肉やもち巾着を切ったりするのに便利^^)
  • よく行くお店のポイントカード、クーポン券

 

まとめ 服の袖口、胸元を救う 親と子どもの機嫌も救う 常備しておこう

外食で、袖や胸元にしょうゆが!とか、

家でも、目を離していたら、ケチャップがべったり!というとき。

慌てず怒らず、ちょいちょいっと処理できます。

子どもも楽しいのか、自分でやりたがります。

 

ドラッグストアで見つけたら、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

【HSC】英語勉強の方法 幼稚園年長『ひろつるメソッド』をやってみた

子どもと英語をやろうと思い、同年代のお子さんをもつお母さんと情報交換しているとき、『ひろつるメソッド』というのを教えてもらいました。

 

広津留真理さんという方が提唱されていて、娘さんの広津留すみれさんは、ハーバード大学ジュリアード音楽院のどちらも首席で卒業されたということで、親子でテレビで取り上げられたそうです。

 

参考にした本 『成功する家庭教育』/『英語で一流を育てる』

 

 成功する家庭教育 最強の教科書 世界基準の子どもを育てる(廣津留 真理

英語で一流を育てる――小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法
(廣津留 真理)

 

 「世界基準の子ども」「一流」など、ちょっと気後れしてしまうタイトルで(^^;

教育ママみたいな感じを想像していたのですが、そうではありませんでした。

「なるほど」と思うところがたくさんありました。

 

読んだ感想① 英語、漢字、楽譜読みは道具 道具を早く渡してあげる

『ひろつるメソッド』では、「スタートダッシュが肝心。ロケット噴射で子どもを伸ばす」と提唱しています。

 

英語では、小さいころから、多くの英単語を覚え、大量の英文を読むようにする。

漢字も、幼児のころからどんどん読ませる。

音楽も、一人で楽譜を読めるように早くから教える。

 

そんなに早くいろいろできるようになる必要ある?と疑問を持っていましたが、私が理解した著者の意図は、「早いうちに道具を渡す」ということではないかと。

 

英語や漢字や楽譜が読めるというのは、ハサミやノリを使えるようにするのと同じ。

英語や漢字や楽譜が読めるというのは、ひらがなを読めるようにするのと同じ。

 

ハサミやノリが使えれば、自分で紙を切ったり工作ができるように、

ひらがなが読めれば、自分で絵本を読めるように、

英語が読めれば、英語の本が読める。

漢字が読めれば、より多くの本を読める。

楽譜が読めれば、自分で音楽を再現できる。

 

それだけ楽しみが広がり、子どもの世界が広がる、とイメージしました。

 悪くないな、うん、いいんじゃないか、と考えが変わりました。


読んだ感想② 子どもと向き合う姿勢を見習いたい アンコンディショナル・ラブ

 

紹介した本2冊ともに、いちばん重要と書いてあるのは、親の愛情表現のことです。

「アンコンディショナル・ラブ」(どんなときも、何があっても、あなたの味方です)

「フル・アテンション」(いつもあなたを見守っているから、安心してください)

この2つを常に心に唱えてください、と。

 

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ほかにも、子どもと関わる姿勢について書かれている部分がたくさんあります。

  • 「Show. Don't tell.」 上から目線で「〇〇しなさい」と命じるtellをするのではなく、大好きなお父さんとお母さんがお手本を見せてshowする
  • 突然始めて子どもを巻き込み、飽きる前にやめる。
  • 子どもを試さず、間違いはスルーする。
  • 子どもの無限大の可能性を信じる。
  • 子どもの笑顔も、すねた顔も、怒りの口調も、すべてが親に向けられた最高の「愛情のプレゼンテーション」。
  • 世界は、家庭環境、自然災害、紛争など、様々な問題でいっぱいです。家庭でも、わが子の発育、進学、変わる英語、入試と問題山積です。でも、よく考えてみてください。宇宙から地球を見ると、地球は常に安定した惑星です。青く美しい水の惑星は、悪いことが山積しているようにはとても見えません。このように、何があっても動じない、落ち着いた平常心と大きな気持ちでわが子を見ていきましょう。わが子は、近くで見ると問題山積のようですが、一歩引いて冷静に見ると、地球のように安定したひとりの立派な人間に見えてきます。

 

1か月やってみた 年長の長女は、簡単な英文を読めるように

本を読んで、さっそくやってみることにしました。

家に買ってあったけれど、ほどんど読んでいなかった英語の絵本を読むことにしました。

Oxford Reading Treeという、英語多読でよくお勧めされている本です。

ちょうど幼稚園が冬休みに入ったときから、毎日、字をなぞりながら、一緒に音読しました。

1冊ごとに、おまけの迷路や絵の中の宝探しのようなものがついているので、子どもたちは、それも楽しみで、続けることができました。

 

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約1か月たって、幼稚園年長の長女は、「Biff was fishing. She got a crub.」などと、一人で読めるようになっています。

「Sheというのは、『彼女』っていう意味」などは教えていません。

絵もあるので、だいたい話を理解する感じでやってみています。

 

まとめ 子どもに道具をもたせてあげよう 一緒に楽しくやろう

「英語で一流を育てるー小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める」と聞くと、そこまでしなくても、と躊躇するところがあるかもしれません。

 

わが家で1か月やってみた感触としては、このまま楽しんでやっていたら、「日本語で理解できることは、英語でも理解できる」ようになっているかもしれない、と思うようになりました。

 

まずは、「Show. Don't tell.」で親が楽しそうに、日本語でも英語でも、本を読んでみませんか。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

【HSC】英語を勉強する理由 不登校に備える、海外の学校も考える

昨年末から、幼稚園年長と年少の娘と一緒に、家で英語の絵本を読んだり、単語帳を見たりしています。

うちで英語をやろうと思った理由を書いてみたいと思います。

 

 

小中学校の教員補助をしている方の話を聞いた

昨年、小中学校で教員補助員をしている方のお話を聞く機会がありました。

2020年度から、すべての小学校で英語が必修化されました。

小学校3・4年生は、「外国語活動」として、週1回授業があり、5・6年生は、週2回英語を教科として学ぶそうです。

英語の授業の様子を見て、感じたことを教えてもらいました。

 

 英語の授業をいきいき受けているのは、授業以外でも英語をやっている子

 

英語の授業を生き生き聞いているのは、授業以外でも英語をやっている子だそう。

英語を習っている子は、先生の話を楽しそうに聞いている感じ、英語を習っていない子は、真剣に聞いている感じ、だそうです。

どの教科にも通じることかもしれませんが、自信があれば、「先生、自分に聞いてくれないかな。」と、先生の方をしっかり見て授業を受けられる感じがしますね。

 

「子どものために、日本の学校から出る必要があるのではないか」という話

もう一つは、学年による違いを教えてもらいました。

小学校3年生の授業では、英語を習っている子は、楽しそうに授業を受けている。

 

でも、小学校5年生になると、英語を習っている子でも、静かになってしまうそうです。

英語ができる子でも、先生に当てられて、「分かりません」と答える。

「目立つのが恥ずかしい。」ということらしいです。

高学年になると、英語ができない子は下を向いてしまったり、英語ができる子は「目だったら恥ずかしい」と黙ってしまう。

 

本の学校では、ありそうな光景かなと思います。

中学校でも、高校でも、そういう雰囲気はありそうです。

補助員をされている方は、「子どものために、本当にそういう環境でいいのか。」と思われたそうで、今後、海外に移住して、子どもさんを中学校から海外の学校に行かせる計画を立てていて、そのための準備をしているそうです。

 

そして、英語を始めるなら、英語が分からないから恥ずかしい、とコンプレックスを抱かないうちに、「英語で本を読んだり、英語で動画を見たりするのが当たり前」になるようにしてしまうのがいい、と話しておられました。

 

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うちでも英語の勉強を始めようと思った理由

学校の英語の授業をいきいきと受けさせたい

ただでさえ、苦手なことがあると、人に見られたくない、恥ずかしい、という娘。

得意なことがあった方が、小学校が楽しくなるかもしれない、と思い始めました。

 

不登校になったとき、英語のコンテンツからも学習できる

将来、不登校になる可能性もあります。

そのとき、まずは家で学習することになると思います。

本やYouTubeなどを選ぶとき、英語が読めたり聞けたりした方が、日本語だけより、たくさんの良質なコンテンツから選べるんじゃないかなと思いました。

 

将来、海外の学校も候補に入れられる

また、日本の学校が合わなくても、海外の方が合う場所があるかもしれないと思いました。

みんなが恥ずかしがる環境なら、娘はさらに恥ずかしがる。

みんなが失敗しながら行動する環境なら、もしかしたら、娘も影響されて、行動する方を選ぶかもしれません。

 

そのような可能性を考えてみたとき、早めに英語を始めておくことは、十分価値があることだと思いました。

 

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まとめ 自分の家庭で英語をやる理由を考えてみよう

以上のようなことを考えて、昨年末から、家で英語の絵本を読んだり、英検5級の単語帳を見たりしはじめました。

子どもたちは、楽しそうにやっています。

子どもにとっては、英語だからお勉強、という感じではないみたいです。

 

英語を勉強する理由を考えてみて、納得できたら、早めに始めてみてはいかがでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

【HSC】「小学校行きたくない。」長女の幼稚園年長1月の様子を振り返ってみた

幼稚園年長の娘。4月から小学生です。

小学校入学が近づいてきて、小学校のことを気にしだしています。

長女の1月の様子を振り返ってみました。

 

 

1月の様子まとめ 小学校のことを気にしだす 給食が不安の一因

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元旦、オンラインの画面に映るのがイヤでしくしく泣く
コロナ禍のため、お正月は帰省せず、親せきがオンラインで年始の挨拶をすることに。
 
1月1日、朝から、父親の方の祖父母、親せきとのオンラインの画面に映るのイヤだと言って、しくしく泣く。どんより1年のスタート(^^;
 
が、おじいちゃんおばあちゃんとつなぐ前に、おじいちゃんの誕生日(元旦がお誕生日なんです)の準備で画用紙にメッセージを書いて色を塗ったり、画面越しに見せるケーキを作るなどしていると、ニコニコ楽しそうになってきました。
 
「やっぱりあっちの服にする」と自分で着替えに行って、髪を結びなおしたり。
オンラインで接続すると、最初は私の陰に隠れていましたが、最終的には、画面にも映って、4月から背負うランドセルも披露してニコニコ。
「楽しかった!」と言っていました。
 
「小学校行かなくていい?」発言
1月3日夜、寝る前に突然、「小学校イヤだ。小学校行きたくない。小学校ないのがいい。」
と言って、けっこうな勢いで泣く。
理由を聞くと、「給食がイヤ。」 あとは、「一人で小学校いくのが怖い。」
「給食のとき、家に帰ってきていい?」「お弁当持って行っていい?」と聞いてきました。
 
「小学校はお母さんと一緒に行こう。」「給食の時間は家に帰ってもいいよ。」「お弁当のことは、先生に聞いてみようね。」などと言って落ち着かせて、なんとか寝ました。
 
1月になったことで、4月からの小学校というのが急に迫ってきた感じがしたんでしょうか。
娘は時計やカレンダーが好きで、時の流れについては、けっこうよく分かっている感じがします。
 
1月5日にも、「小学校、行かなくていい?」と聞いてきました。
「行きたくなかったら行かなくてもいいよ。」と言っておきました。
その後は、小学校のことはあまり言わなくなりました。

幼稚園のお友だちの家におよばれ 非HSPの子たちに圧倒される
冬休み中、急に誘われて、幼稚園のお友だちの家へ。
初めてお邪魔するおうちで、下の子と一緒に固まる。
ほかに子どもたち7人くらい。普段一緒に遊んでいる子たちとその兄弟ですが、みんながすごい勢いでおもちゃを広げたり、ちゃんばら的なことを始めて、さらに固まっていました。
ほかの子たちが出して去っていったおもちゃに少しずつ手を出し始め、だんだんほぐれてきたようです。
最終的には、庭で一緒にラジコンをさせてもらったり、家の裏側を探検したりしに行っていました。
 
別の日、幼稚園のあとお友達の家へ。
仲良しのお友だち、長女、次女の3人で、落ち着いて遊べました。
はじめて子ども用ミシンを触らせてもらうときは、「足がかゆい~。」とか言って、なかなか手を出さない。お友だちの様子をじいーっと観察。
ちょっと時間を置きたいとき、「足がかゆい。」とか「目がかゆい。」とかを発動します。
別のおもちゃも、まずはお友だちをじっと観察。
観察が終わったら、少しずつ手を出してやっていました。
動き出すまで時間がかかるのね。
 
 

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幼稚園が始まり、給食イヤが過熱
 
3学期が始まって最初の給食の日。
説得かなわず幼稚園を休む(ごぼうサラダがダメだった)。
 
次の給食の日も「休みたい」と言ったけど、なんとか説得。この日はマカロニサラダとワカメごはんが鬼門。
30分遅刻して、給食の日だけど、お弁当を持っていきました。
結局、先生に「給食も食べられるものは食べたら?」と言われ、ワカメごはんは一口だけ食べて残したけど、マカロニサラダは全部食べられたそう。(ええーっ。食べられるやん。)
 
なんとか、「給食がイヤ」という気分を軽くしたいと、給食のメニューを家で食べてみる作戦をしました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
 
 
 
給食以外で朝から泣いて、事務室に登園
1月下旬、年少の次女が咳が出ていたので、幼稚園を休むことに。
「次女ちゃんだけズルい。」と泣いてぐずぐず。
幼稚園で年長さんの卒業制作があったので、なんとか説得。
教室ではなく事務室に行きたいというので、事務室に送り込みました。
 
数日後、朝、お父さんに「早くコート着て」と言われ、泣きだす。
まったくきつい言い方ではなかったんだけど。
「胸が苦しいー。」と号泣。この日も事務室へ送り込みました。
 

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習いごとの絵画造形教室「行きたくない。恥ずかしい。」
月2回、次女と一緒に絵画造形教室に行っていますが、今まで結構楽しそうに行っていたのに、「行きたくない。」
しくしく泣いて、行きそうにないので、2回とも休みました。
 
あとで理由を聞いてみると、「恥ずかしい。のぞかれるのがイヤなの。」
家で絵をかいたりすることは好きですが、家とは気持ちが違うんでしょうか。
少しでも苦手意識があったり、自分で納得できていないものについて、それを見られるのがイヤなのかな、と推測します。
 

もちろん楽しいこともたくさんありました

気になったことをたくさん書きましたが、もちろん楽しいこともたくさんありました。
 
・お友だちが家に遊びに来てくれた。
 大興奮。おやつを一緒に食べたり、レゴで遊んだり、ぷにジェルをしたり。
 終始、笑顔で過ごしました。
 
・幼稚園の卒業制作の大きな工作が楽しかった。お友だちと設計図を書いたり、テープを貼ったり、絵の具を塗ったりしたようです。
 
・次女の誕生日。ケーキの飾りつけをしたり、一緒にプレゼントのレゴで遊んだり。
 
・幼稚園でも流行っている鬼滅の刃が大好きに。アイロンビーズでキャラクターを作ったり。
 
などなど。
家でも幼稚園でも、お友だちと一緒に楽しく過ごせました。
 

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まとめ 子どもの様子をまとめてみよう 人に伝えるときに役立ちます

1か月を振り返ってみると、新しい状況や一日の最初は不安定なときもありますが、多くの場合、ちゃんと立て直して楽しい経験になっているように思えます。

 

あとは、慎重なためか、新しいことをやるときには動き出しが遅いということ。

長女の中で見通しが立てば、手を付けて楽しくやり終えることができるようです。

 

子どもの特徴が把握できると、お友だちやお友だちの親御さん、小学校の先生に伝えることもできるかなと思います。

子どもの様子で気になることがあったら、ときどき書き出してみてはいかがでしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

【HSC】給食が苦手で幼稚園に行きたくない → 家で給食の予習をしてみた

給食で苦手なものが出る日は、幼稚園に行きたくない長女。

どうしたら「給食がイヤで幼稚園に行けない状態」を抜け出せるか、試行錯誤中です。

 

 

現状 給食の献立をチェックして、「この日はダメだー!」と叫ぶ長女

幼稚園年長の長女。

月初めに給食の献立をもらってくると、すかさずチェックして、嫌なものが出ないか確認します。

幼稚園から献立の紙をもらってくるのは分かってしまっているので、隠すこともできず(^^;

ブロッコリー、〇〇サラダなどを見つけて「ああ、この日はダメだー!」などと叫んでいます。

 

食べられないものがあったら、先生に言えば取り除いてくれるようなのですが、長女に聞くと、「先生に言うのがイヤ。みんな見てるし。」と。

あとは、「先生が、『ちょっとだけでも食べてみようか』っていうのがイヤ。」ということのようです。

 

以前、給食のブロッコリーにつけるドレッシングを持って行っていいか幼稚園に確認した話を書いたのですが、今では、「ドレッシングを持っていくのが恥ずかしい。」と言って、ドレッシング作戦も効かなくなってしまいました(*_*)。

 

jibunmatome.hateblo.jp

 

自閉症のお子さんの話を聞いた「味が想像つかないのが恐怖」

 

そんなとき、自閉症のお子さんをお持ちの方から、

  味覚過敏で、食べられるものが限られる

  味覚過敏の人は、味が想像できないものを食べるのが恐怖

というお話を聞きました。

 

そうか。

私は、娘が給食に出てくる料理の味やにおいや食感が苦手で、「ダメ。食べられない。」と言っているのだと思っていましたが、もしかしたら、「どんな味か分からないからイヤ。」ということもあるのかもしれない、と思いました。

 

そのころちょうど、娘が「マカロニサラダとわかめご飯が出るから嫌だ。」と言って泣いて、給食の日でしたが、お弁当を持っていったことがありました。

その日は、教室でなく事務室で昼食を食べたようですが、主任先生が、「給食もちょっと見てみたら?食べたいものがあったら食べたら?」と言ってくれたそうで。

結果、

わかめご飯は少し食べてみて残したけど、マカロニサラダは全部食べたそうです。

 

それを聞いて、ちょっとずっこけました(^^;

 

長女にマカロニサラダは食べられたの?聞いてみると、「サラダっていうから、葉っぱの野菜が入っているかと思ってた。」と。

 

マカロニサラダは、家では出したことなかったけど、コンビニなどのお弁当に入っているのを食べたことはあったはず。

 

それで、私は、長女がマカロニサラダがどんなものか分かった上で「イヤ。」と言っているのだと思っていました。

 

が、

 

娘の中では、「前に食べたことがある、白くてもにょっとしたやつ。どちらかというと好き。」という食べ物と「マカロニサラダ」が対応していなかったんですね。

 

そういう経緯もあって、家で娘の苦手そうな給食の献立を家で予習してみることにしました。

 

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家で給食の予習をしてみた 家でも食べないものは食べないけど

 

給食の献立を見て、これにひっかかるんじゃないかな、というものを、家のごはんのときに事前に出してみることにしました。

 

家で出してみたのは、

 ごぼうサラダ、キャベツとウインナの炒めもの、ビーフンサラダ、

 ほうれん草グラタン、海藻サラダ、レンコンのきんぴら 

などです。

 

出してみると、一応どれも一口は食べてくれました。

一口だけでなく、食べられたもの

  キャベツとウインナの炒めもの、ビーフンサラダ、ほうれん草グラタン、

  レンコンのきんぴら

一口食べて「やっ、ダメ!」だったもの

  ごぼうサラダ、海藻サラダ

でした。

ほうれん草のグラタンは、給食では「ほうれん草のソテー」だったのですが、「ほうれん草感」をごまかすために、家ではグラタンにしてみました(^^;

 

さてさて、給食への影響はいかに。

 

3週間やってみた結果 予習のおかげか?環境の変化か?「食べられないから取ってください」と言えるようになった

 

嫌なものが給食に出る2日前か前日に、家で予習するようになって、「給食がイヤだから行きたくない」と朝ぐずぐずすることがなくなりました。

 

どうして?と長女に聞くと、「先生に『食べられないから、取ってください。』って言ってるもん。」と。

ええー。前までそう言うのもイヤって言ってたやん。

 

どうやら、環境の変化があったようで、新型コロナで非常事態宣言が出たため、教室で食べていたお昼ごはんを、一部屋の人数を減らすため、普段とちがう部屋で食べているそう。

 

一緒に食べるお友だちが違うからか、給食の時に対応してくれる先生が違うからか、「食べられないから、取ってください。」と言えるようになったようです。

 

ふうー。

 

予習の成果はどうだったのか、謎のままですが、こちらも家の献立を考える手間も少し省けるので(^^; 、このまま続けてみようかなと思っています。

 

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まとめ 子どもの状況は変化する 悲観せずに、思いついたことをやってみよう

 

 今回の予習作戦、効果のほどは分からないですが、子どもは、環境によって、どんどん変化するんだなということが分かりました。

 

「給食がイヤだ」と言って幼稚園に行かないって、どうしよう。

給食はずっとあるし、この先、小学校も給食だし。と不安に思いますよね。

 

結果はどうなるか分かりませんが、先生に相談して、味を変えるドレッシングなどを持って行ったり、お弁当を持って行っていいか聞いてみたり、家で給食の予習をしてみたり、思いつくことをやってみてはいかがでしょうか。

 

何かのきっかけで、子どもも変わっていくかもしれません。

 

お読みいただきありがとうございました!

【HSC】失敗を恐れる子には、見通しを立てる時間をあげよう

HSCにも色々なタイプの子がいるのでしょうが、うちの娘は、「とにかく失敗するのがいや。失敗しそうなことはしたくない。」という感じがします。

 

 

HSCの特性?失敗を恐れる。

幼稚園での日中の様子はわかりませんが、幼稚園が終わったあと園庭で遊ぶときや、お友だちのおうちで、新しいおもちゃやゲームを見せてもらったとき、できなさそうなことには近づかない感じが見て取れます。

例えば、お友だちが園庭の昇り棒をのぼっていたり、友だちのおうちの子供用ミシンを見せてもらったりしたとき、「ほら、手にマメができてるんだよ~。」とか、「ちょっと足がかゆい~。」とか言って、ごまかそうとするんですよね(^^;)。 

 

娘を観察してみた 見通しが立ったら手を出すみたい

そばで見ている親としては、「まあ、ちょっとやってみなよ。できんかったらできんかったでええやん。」と言いたくなります(言うときもあります)。

こちらもちょっと我慢して観察していると、たっぷり時間があるときは、じっとお友だちを観察したあと、手を出してみたりしているようです。

 

ああ、とても慎重なんだなと。

娘にとっては、見通しが立たないことが怖いのかもしれません。

 

お友達がやっているのをまず見て、できれば、最後どうなるかも確認してから、やってみたいのかもしれません。

 

娘にとって、「まあちょっとやってみ。」と言われるのは、私が「まあ困ったら横から助けてあげるから、ちょっとそこまで運転してみ。」と同じくらい怖いことなのかもしれません。

(私は正真正銘のペーパードライバーです。)

 

じゃあどうするか 観察する時間をあげる、親も一緒にやる、家でやる

娘のそういう性質が何となくわかったところで、じゃあどうするか。

私の基本姿勢は、「突き放す」と「守り切る」の”間”の対応をする、です。

 

以前にもご紹介したこの本に載っていた言葉です。

『敏感っ子を育てるママの不安がなくなる本』(長岡真意子)

「もう、さっさとやってみなよ、ほかの子は楽しそうにやってるよ。」と突き放すことはしない。

「怖いなら、やらなくていいよ。やらなくても大丈夫。」

と守り切るでもなく。

 

娘がじっとお友だちがやるのを見ているなら、せかさずに観察する時間をあげる。

親も一緒にできることなら、一緒にやってみる。

家でできることなら、家でもやってみる。

などでしょうか。

 

「自分は子どもを甘やかしすぎなのでは。」と不安になるときがないわけではありません。

でも、今現実に、いろいろなことにさっと手を出すことができない娘がいて、その子に「ほらさっさとやって。」と言って、いいことが起こるとは思えません。

 

ほかの親御さんより、過保護に見えるかもしれない。

でも、少しずつ小さい階段を上がるように進んでいく娘を、励ましたり、手を取ったりして、一緒に進んでいきたいと思います。

 

まとめ 失敗を恐れるHSCには、見通しを立てる時間をあげよう、親も一緒にやってみよう

すごく慎重な子は、横で見ていると、いらいらしてしまうかもしれません。

でも、少し立ち止まって、子どもが見通しを立てられるまで待ってあげたり、安心できる親御さんと一緒にやってみることで、最初の一歩を踏み出すことができるかもしれません。

そして、「あ、やってみたらできた!楽しかった!」という子どもの笑顔が見られるかもしれません。

「できた!」というときの子どもの笑顔はたまらないですよね。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

【HSC】これだけは言えるようにしたい プライベートゾーンを教えよう

HSCの子は、他の人の言うことを否定するのが苦手だったり、自分を主張するのが苦手なところがありますね。

でも、これだけは言えるように練習しておきたいことがあります。

 

 

プライベートゾーンを教えて、性被害を予防しよう

 

性被害は4歳くらいから起きています。

男の子も女の子も被害にあっています。

考えたくはないですが、ショッピングモールで、通学路で、そういう危険がないとは限りません。 

 

少しでも被害を予防するために、「プライベートゾーンを見せて、触らせて」と言われたら、「イヤ」と言って、逃げる、助けを呼ぶ、ということを知ってほしい。

プライベートゾーンというのは、水着を着た時に隠れる部分と口をいいます。

 

実際に、大人から何か言われたりされたりしたときに、「イヤ」と言えるか、助けを呼べるかは分かりません。

ですが、これは拒否していいこと、自分を守るために拒否すべきこと、と教えておいてあげたいです。

 

どんなときに拒否すべきかが分かっていないと、なんとなく嫌だと思っても、自分を主張することが苦手なHSCの子にとっては、なおいっそう、拒否することができないかもしれません。

そこで、我が家では、プライベートゾーンについて教えてみました。

  

参考にした本、YouTube、絵本

 

『看護師ママが本気で実践 わが子に性教育してみました』(看護師マッキー)

 

看護師マッキーさんのYouTube

youtu.be

 

看護師マッキーさんの本とYouTubeで、どうして性教育が必要か、どうやって教えたらいいかがよく分かります。

教えるときの親のとまどいも分かってくれて、自分でもできるかも、と思わせてくれます。

 

本の中に、いくつかおすすめの絵本が載っていたので、その中の一つを買ってみました。

 

『おちんちんのえほん』(文やまもとなおひで、絵さとうまきこ

 

うちでも絵本を読んでみました 子どもたちのお気に入りに

絵が優しいタッチで、全体的に明るい印象です。

親は、「性教育の絵本」と思っていますが、子どもたちにとっては、おうちにある楽しい絵本のひとつ。

何度も「読んでー。」と、お気に入りになりました。

赤ちゃんが生まれるシーンがあるので、娘たちがおなかにいた時のことや生まれた時のことを話したり。

 

プライベートゾーンのことも、順番に説明してくれるので、しっかり分かったよう。

トイレのときも、「妹に(お姉ちゃんに)見てほしくない。」と言って、扉を閉めるようになりました。

  

まとめ 小さいころからプライベートゾーンを教えよう イヤ、と言う練習をしよう

あなたは大切だよ。

あなたの体は大切だよ。

「プライベートゾーンを見せて、触らせて」と言われたら、大きな声でイヤと言って逃げるんだよ。

 

性教育って、恥ずかしい」と思ってしまうかもしれませんが、まずは、これだけからでも始めてみませんか。

 

お読みいただきありがとうございました!