HSC (ひといちばい敏感な子)の長女、小学2年生になって、なかなか学校に行けない話を書いています。
夫に、先生に長女の言っていることを書いた紙とHSC の本のコピーを渡したことを伝えました。
長女の言っていることを書いた紙についてはこちら↓
夫からは、
「先生に渡した紙を見ると辛そうな感じも分かるけど…
習いごとも休みたがったり、家が心地よすぎて、易きに流れているだけではないのか。」
との話がありました。
うーーん。
夫にうまく言い返せず、その時は、「そういう捉え方もあるのか」といったん受け止めました。
私も1年生のときはこんなに長く休ませたことがなかったので、昨年度と何がちがうのか考えてみました。
・1年生のときは、行きたくない原因がわりとはっきりしていた。(給食、体育)
なので、その日に休んだり、早退したり遅刻していけば登校できた。
行きたくない理由を言うときも、昨年度は「給食がいや、体育がいや」と言っていたが、今年度は「学校がいや」と言っていて、特定の時間ではなく、学校にいる時間全部が嫌なのかなと推測。
・1年生のときは、嫌がりながら学校に行った日も、帰ってくると「楽しかった」と言っていることがほとんどだった。
「今日は先生が5回も怒って怖かった」と言っていたりしたが、話している調子は暗い感じではなかった。
今年度は今のところ3回行ったが、いずれも「楽しかった」という感想がない。
先生のことを話すとき、暗くぽつぽつ話す。
・お友達のことを話すときも、明るさや勢いがない。お友達とこんなことをした、この子はこんな子だ、こんな話をした、というエピソードを全然話さない。(昨年度は最初からたくさん話していた。)
・最近鼻血が多い(週3、4回)ウィークデイはほぼ毎日、朝に出る。
1年生ときのスクールカウンセラーの先生との相談のときのメモを見ると、昨年の4月も2日に1度くらい鼻血を出していたみたい。
昨年後半などは鼻血がよく出ていたという記憶はないので、4月によく出るのか。
ストレスのせいか、季節の関係なのか、その辺はよく分からない。
このメモを夫に見せました。
再度、夫と意見交換。
夫の意見
・1年生のときと違うのはわかるけど、学校に行けないと諦めるまでのトライが少なすぎるのでは。まだ3回しか行っていない。
・学校はストレス耐性をつけるところでもある。ストレスがかかるから、じゃあ行かないでいいですよ、でいいのか。
・嫌がっても学校に連れて行くことを何度かやる必要があるのでは。
・休んでいる日、家で楽しく過ごせたら、そりゃ学校に行くのが嫌になるのでは。
・今の先生が合わないとして、2年生全部学校に行かなかったら、3年生から戻れる気がしない。そのまま中学校も行けないかもしれない。11年分の決定を今の状態でできるのか。もう少しトライしてみないと、「あのときもう少し行こうと試してみていれば」と後悔しないか。
・学校に行かないとしても、それを決めるまでに他の選択肢(市の適応指導教室、フリースクールなど)を見に行ったり体験してみる必要があるのでは。
・もし学校以外の場所も行けないとなったとき、そのあと何年もずっと家で勉強したり人づきあいの機会をもったりできるのか。その覚悟はあるのか。自分にはまだない。
私から
不登校だったの人や支援している人の話からは、「無理やり連れて行くな」と書かれている。布団から出られなくなり、何の活動もできなくるのでは。
夫から
不登校だったの人の話を聞けばそうなるだろう。無理やりにでも連れて行かれて、楽しく学校に行けるようになった人の話はそこには出てこない。
ということで、まあ話はこんな感じでした。
夫とはよく話すので、特に険悪になったりせず、淡々と意見交換してます。
話してみて、夫が心配していることが分かってよかったです。
私→今、無理やり連れて行くことで、長女の心が壊れたり、ストレスから病気になったり、親との信頼が壊れることを心配している。
夫→今くらいのストレスで、小学校中学校の未来を決めていいのか。先のことを心配している。
追加として、夫に、私が無理やり連れて行きたくない理由として、
新しい先生と会ったことがないが、長女の話と電話での印象からは、無理やり連れて行ったとして、「そのあとこの先生なら任せても大丈夫」と思えなかったこと
を伝えました。
夫は、「うーん、そこは程度の問題だけど…
じゃあそれで2年生の1年間行かなくて、3年生からほかの先生になったから、じゃあ学校に戻りますってなるかな、ならないのでは。」
ということで、やはり私と夫の見ているところがちがうんだなと分かりました。
先生については、明日、実際会ってお話することになっているので、そこで話してみないと分からないかなと思います。
ということで、今日はここまでにしたいと思います。
ではでは。