HSC(ひといちばい敏感な子)の女の子2人について書いています。
長女小学校3年生、次女小学校1年生です。
4月17日(月)
姉妹で問題なく登校。
次女も給食が始まりました。
帰ってきて、次女、「家のカレーよりおいしかった!」ということで、よかったです(^^;
長女は「明日行きたくない」「行かない」
ふう。
なにが嫌なん、と聞くのもなんだか嫌になってしまって。
聞くことによって、長女の嫌なものを増やしているような?
不快を言語化できた方がいいのか。うーん。
でも、ちょっと私にあんまり元気がないので、行きたくないんだね、そうなんや。
発育測定があるけど、それはいいの?などということだけ聞いておきました。
4月18日(火)
次女は登校。
長女は休みました。
行かなくていいの?「うん」
とだけ。
お休みの連絡もアプリで簡単にできるようになって、らくちんです(^^;
家では自主学習ノートをしました。
3年生から学校で渡されていて、毎日やってもいいし、やらなくてもいい。
ときどき「自主学習ノートをやってくる」という宿題も出るみたい。
今日はせっかく休んでるし、
・新聞記事「トイレのピクトグラムに見る男女のイメージの固定化」から調べたこと
・苦手な算数の「かさ」の問題のプリント(リットルとかデシリットルとか)
・ことわざ調べ
などをしてノートに書きました。
トイレのピクトグラムについては以前書いたことがあったので、「新聞でも同じ感じの話題が取り上げられてる」とちょっとうれしかったです。
(過去記事はこちら)↓
ことわざについては、こちらのYouTubeがかわいくて楽しかったです。
長女とこれを見ながら、出てきたことわざをことわざ辞典で調べて書きました。
夕方、長女の先生から電話。
「学校に行きにくいですか?なにか具体的に言っていることはありますか?」
と聞いてくれたので、
「今日は特にないです。明日は行けると思います。」
と話しました。
まあ、ゆっくり慣れていくかな?という感じです。
夜、長女、「明日は行くけど、体育は見学する」みたいなことを言っていたので
(昨年度は体育はほぼ参加せずでした)、
今年度も当然のように見学だとちょっとなあと思い、
「体動かすことも大事だよ」
「うまくできなくてもいいから、体動かすこと自体がいいことだよ」と言いましたが…
それがプレッシャーになったのか、なんだかちょっと泣いてる?
「のどが痛い、鼻が出る」とぐずぐず言っておりました。
4月19日(水)
さてさて、朝、長女「のどが痛い」と号泣。
ご飯も食べられないと言うので、はちみつを入れたあったかい牛乳を飲んでいきました。
「お母さんが『体育も出ないと』って言ったから?」と言うと、「そんなんじゃないもん。本当に喉が痛いんだもん」と言っていました。
何か気持ちの変化があったのかどうか分かりませんが、泣きながら、途中で「でも楽しみなこともある」と言い出す。
「今日は給食が『親子うどん』だから、それが楽しみ」
と言って、なんだか分かりません気持ちの整理がついたのか、着替えたり用意し始めました。
姉妹そろって無事に登校していきました。
ふー。
午後、「楽しかった!」とニコニコで帰ってきました。
図工でねんどをして、『妖精の国』を作って、崩すのがもったいなかった、と言って、どんなのを作ったかたくさん話してくれました。
夜、長女「なんだかしんどい」と言い出し、熱を測ると38℃。あらら。
宿題も途中にして寝ました。
4月20日(木)
長女、5時ころ熱を測ると、37.5℃。
授業参観だし、できたら行きたいなぁ。
(私が先生やクラスの様子を見たい(^^;)
朝ごはんにヨーグルトだけ食べたけど、また布団に戻っていったり。
そろそろ準備しないと間に合わない。
どんなもんかなあ、と再び熱をはかると、36.3℃。
あれ、下がった。
長女は「でもしんどい…」とぐずぐずモード。
そこへ次女が「お姉ちゃんと一緒に行きたい」「行こうよう」
長女、だんだん行く感じに。
おお、次女ナイス。
ふたりで登校できました(#^^#)
午後、授業参観。
長女の体調も大丈夫なようでした。
長女と次女、両方のクラスを行ったり来たり。
夫も途中から来てくれました。
3年生長女は国語で辞書の使い方。
先生はソフトな感じの若い男性の先生。
辞書の意味から何のことばか当てるクイズをしたり、楽しい授業をしようというのが見えました。
長女も、マスクしてましたが、目は笑ってて楽しそう。
1年生の次女も国語。
グループごとに教科書の「あいうえお」の詩を読んで、いいところを褒め合うみたいな授業でした。
次女、何度も手をピンとあげてました。
そんで、3回当たってました。
このへんも長女とちがう感じ。
(長女は、「これはまちがいないな」みたいなところで手を上げて、一度当たったらもう手は上げない、みたいな感じかな?)
授業参観に続いて、親と先生の懇談会がありました。
HSCの本のコピーに長女の特徴を書き込んだ資料を用意していったので、懇談会終わりに先生に渡しました。
夫も次女の懇談会が終わって合流してくれたので、2人で先生に昨年度の状況と今年度に入っての様子を伝えました。
担任の先生、まだ教員2年目だそうで、柔軟そうなのがいいなあと思いました。
さてさて、無事に授業参観が終わり、資料も渡してほっと一息。
夜寝る前、次女が
「先生こわい」と言い出す。ふうー。
近くの子が怒られるから。
姿勢とか、「それは今しまって」とか、「今度やったら許さないよ」とか。
学校イヤ、と言って泣いてました。
次女も「先生が怖い」はちょいちょい言っている。
今年度は次女のほうが大変か?
4月21日(金)
次女は朝も「学校イヤ」で、連絡帳に書いていきました。
「いつもお世話になっております。『先生が怒るのが怖い、近くの子が怒られていて、自分が怒られているように感じる。学校に行きたくない』と言うことが続いています。子どもたちに注意する際に穏やかめにしていただけるとありがたいです。」
と書きました。
こういうの書くの何度目か💦
次女の担任の先生、ベテランの女性の先生です。
長女の昨年度の記憶がよみがえりますが、とりあえず最初だし、様子を見て見ましょう。
長女の方は、6時間目まであるというのでちょっと行きたくない気味。
2年生まで金曜日は4時間だったので、長いですね。
でも、午後は総合(パソコン操作)と外国語活動(英語であいさつ的な)ということで、行けました。
金曜午後が軽めなのありがたい。
ふたりとも無事に帰ってきました。
長女は、きのう図工で作った粘土作品の写真を印刷してもらったのを持って帰ってきてました。
ニッコニコ。
次女の連絡帳には先生からお返事が来てました。
連絡帳に書いてあったことについて、次女と話をしたということでした。
・体育や全体指導で厳しく言うことがあるが、次女を怖がらせる意図はないこと
・怖かったら言いに来ること
・注意するときの声や言い方に注意して、次女が安心できるようにすること
を話してくれたそうです。
連絡帳の返事として丁寧にたくさん書いてくれていました。
先生方、大変だと思うし、一生懸命やってくださっているんだろうなと思います。
でももう学校の「ちゃんと、きちんと、びしっと、失敗しないように」みたいな理念が誰も幸せにしていない感じがするんですよね。
先生も大変だし、子どもも怒られてイヤだし、怖いし、親も大変。
姿勢よく座ってなくても勉強できるし、びしっとしなくても運動はできると思うんですよね。
姿勢よく座ったりビシッと並ぶことより、子どもたちが学んだり体力をつけたりするのにどういうスタイルがいちばんいいのか、考え直してもらえないかな、と思います。
それから、先生たちが怒るのって、極言すると「子どもたちが自分の言うことを聞かない!」と怒っていると思うんで、とても幼稚な感じがします。
「今度やったら許さないから」とか、大人は普通仕事をしている上で言わないのでは?と思ってしまいます。
こんな感じの一週間でした。
ではでは。
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