HSC(ひといちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校に行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
6月20日(月)
長女が朝ごはんを食べ始めてから出発できるまでの時間を計ってみました。
ごはんはスムーズに食べて、
着替えるときから「学校イヤ、今日どうしよう」が始まり、
とりあえず出発できるまで、30分。
ふむ。なかなかいいのでは。
今までは8時50分頃に学校に到着することが多かったですが、最近8時半ころまでに校門に行けている。(本当は8時25分までに教室に入る。)
今日は、4時間目は歯磨き指導があって、歯ブラシがもらえるから最後までいてね、と担任の先生に言われているみたい。
最近、担任の先生が好きで、「歯磨きも楽しみ」と言っていました。
あんなに怖い怖いと言っていた先生なのに。
子どもの変化、激しいです。
本を読むと、子どもたちは担任の先生を好きになる傾向があるらしいです。
学校での生き残りが担任の先生にかかっているので、その人を好きになるように意識が働くとか。
「周りから見たらひどい親でも、子どもは親のことが大好き」というのと同じ事情かもしれません。
(先生がひどい親と一緒だと言っているてわけじゃないです(^_^;))
さて長女、4時間目は最後まで出ることにするけど、給食どうしよう。
「行きながら考えよう」と言ってうながすと、
「ちょっと待って、4時間目最後まで出たら何時になるか確認する」と言って、時間表を見ていました。
さすが先の見通しが立つ(^^;
歩きながら、12時半、12時半、とブツブツつぶやいて、
「給食はなしで、12時半に迎えに来て」
ということで決まりました。
「ちょっとおなか痛い」と言いつつも、スムーズに歩いて行って学校に入っていきました。
12時半迎え
出てきました。
歯磨き指導は歯科衛生士さんが来てくれたそう。
思ったほど楽しくはなかったみたいですが(^^; 虹色の歯ブラシをもらって、嬉しそうでした。
学校って至れり尽くせりだけど
ほんと学校って至れり尽くせりだなと。
各種健康診断してくれて、
(内科、歯科、眼科、耳鼻科、何年かに一度心電図も)
2年生は6歳臼歯が生え始めるということで歯磨き指導があり、
栄養のことを考えた給食が出て、
教科書は無償だし、教科の勉強教えてくれて、
体育、音楽、図工もやって、
遠足も連れて行ってくれて、
野菜を育てたり花を育てたり、
季節の観察に行ったり…
家でもれなくやろうと思ったら、かなりの労力とお金が必要です。
何十年もかけて作り上げられたすごいパッケージだなと。
なんだけど、
うーん、、
学校が息苦しいのは、これを全員にもれなくやらせるために、先生たちが子どもを怒ったり、全員を「きちんとさせないと」というのがあるんでしょうかね。
たぶんそれは日本の大人全体から出る「子どもをきちんとさせないとオーラ」がそうさせているのかなーと。
学級崩壊、というのが大人の頭にチラつくのかな。
そのへんはめがね旦那先生の本で読みました。
『クラスに「叱る」は必要ない!』
あとは、選択肢がないことかな。
公立にしろ、私立にしろ、ほぼこのパッケージ。
幼稚園は、いろいろ選択肢がありますよね。
「遊びを重視します」
「絵を描いたり工作をたくさんやります」
「英語をたくさんやります」
「小学校受験を視野に入れて準備します」
「モンテッソーリ教育をやってます」
とか、いろいろ選択肢がある。
小学校以降になると、大学受験にむかっての長いルートのほぼ一択!みたいになってしまう。
ほかに選べる選択肢が豊富にあったらいいのになと。
なんでこんな一択になってしまうんだ、と思います。
6月21日(火)
昨日から決めていたのか、長女、
「12時に帰る。午後は行かない。」
ということで、サクサク準備が進む。
なんで午後行かないの?
「なんとなく」
ふーむ(^^; 学校ってそんな感じでいいんだっけ?
パック旅行と個人旅行の組み合わせ
「学校はパック旅行と似ている」という話を以前書いたのですが、
最近の長女、ほんとに「この部分は個人旅行でやらせてもらいます」みたいな感じだなと。
昼食のメニューはなんですか?
あ、それは受け付けないので、こちらで自分で食べます。
その観光には行きたいので、それは参加します、的な(^^;
今のところ、担任の先生も「長女ちゃんのペースで大丈夫です」と言ってくれているので、いいのかな?
この授業は出たいから、お昼を食べた後また学校に行く、というのがあるので、自分で選ぶことによって、いい面もあるみたい。
とりあえず、学校がそれでいいと言っていて、長女もそれでいいなら、いいのかな。
パック旅行のいいとこどり?
やっぱりHSP
この日は、午後、マンションのお友だちが「遊べる?」と来て、さらに同じマンションの1年生の子を連れてきました。
1年生の子、長女も一緒に帰ったことがあるし、一緒に遊びたかったみたいで、「いいよ」と。
うちで1年生の子も含めて30分くらい遊んだあと、お友だちの家に移動して、さらに1時間くらい遊んできました(次女もついていった)。
家に帰ってきて、「楽しかった!」と言ってましたが、2人とも不安定この上ない(^^;
いつもなら2人で仲良くやっているところが、なんか2人で少しもめて、いつもならそれぐらいは2人で解決するのに、次女が泣く、長女も泣く。
こういうところHSPだなと思います。
楽しかったんだけど、すごく疲れる。
楽しかったし、特に何の問題もなかったようだけど。
それでも新しい事があると確実に疲れている。
実は、私もぐったりでした(^_^;)
新しい子が突然家に来て…
30分そこらだったのに、全然大変なことはなかったのに、ぐったりしました。
6月22日(水)
長女、朝、献立と時間割を見比べて、「今日は給食もいける。最後までいる」と決めました。
行く途中、無言。
「早く夏休みにならないかな。ゆっくりしたい。」
と言いながら、学校に入っていきました。
おつかれですね(^_^;)
朝の会から教室にいて、
給食は保健室で食べ、
掃除、午後の授業、帰りの会まで
フル参加したみたいです。
がんばりました。
ではでは。