HSC(ひといちばい敏感な子)の長女、小学2年生、「学校に行きたくない」からの保健室登校している話を書いています。
6月2日(木)
朝
長女、なんだか気分が落ちています。
きのう5、6時間目の授業に出て、帰ってからすぐにエレクトーンのレッスンに行って、帰ってから宿題やって…とあまり余裕がなかったのもあるかもしれません。
(6月末に発表会があるため、今は週2回レッスンに行っています💦)
今日は給食は食べない。
12時に帰って、また5時間目6時間目行く、ということで決定。
決まってからはスムーズに準備できました。
給食はすんなりとはいかないなー。
迎え
迎えに行くと、元気に出てきました。
ランドセルは学校に置いて行くので身軽。
「今日もオンラインしてもらったん?」
「ううん、今日は全部教室にいた。」
えー?意外。全部教室?
昨日に引き続き、オンライン授業にしてもらったかと。
なんなら今日全部オンラインかもと思ってました。
ほんと毎日予測がつきません。
算数、音楽、国語、道徳。教室で受けたそう。
「なんで今日は全部教室でいけたん?」
「べつに…」
「今日は大丈夫やったん?」
「うん」
へー。うーん。よく分かりませんが、大丈夫ならよかったです。
家で給食メニュー
お昼ごはんは、なるべく給食と同じメニューを出すようにしています。
給食の予習として、長女が「嫌だと思ってたけど食べられた」ということにならないかなーという期待と、
「家に帰ってきても、給食と同じものしか出ないよ」というメッセージ(^^;
元から夫がお昼家に帰ってきて食べる人なので、お昼をがっつり作ること自体は日常に組み込まれています。
むしろ、献立が決まっているので楽になった感あり(^^;
献立表に書かれている名前と材料を見て、ネットで検索などして適当に作るので、給食と同じになっているかは不明(^^;
今日の献立は、「豚キムチ丼、もやしのナムル、ニラたまスープ」でした。
材料に書かれていた「しいたけ」がどこに入っているのか分からなかったので、にらたまスープに入れときました。
長女は、豚キムチ丼は「ごはんにのせないで」と言って、別のお皿に。
一口食べて、キムチはむり、と言って、豚さんだけごはんにのせて、全部食べました。
もやしのナムルはほんの一口食べて、「ムリムリ」と言ってギブアップ。
にらたまスープも二口くらい。
毎日ちょっとずつチャレンジです。
午後
5時間目に間に合うように学校へ。
到着すると、まだ掃除の途中。
掃除は、ワイワイガヤガヤしていて苦手なんだそう。
掃除が終わるタイミングを見計らって、中に入りました。
5、6時間目は、「地区の顔合わせ」だとか。
長女の学校は、集団登校はなくて、1年生のあいだは帰りが集団下校でした。
2年生以降は帰りも自由。
同じマンションのお友だちと一緒に帰ってきて、うちで宿題を一緒にしました。
6月3日(金)
朝
昨日は教室に全部行けて、今日も調子いいかなーと思いきや…
「行きたくない…」
えーーー。
長女:給食がいや
私 :給食はもういいやん。
給食はとりあえずおいといて、学校は行こう。
オンラインでしてくれるかもしれないし。
長女:いや。
私 :今日は4時間で終わりやし、4時間目に生活があるやん。
トマトちゃん、お世話してくれるの待ってるで。
「トマちゃんのとこだけお世話しに来てくれないー」って、待ってるよ。
長女:うーん。
トマトのお世話はしたい。
私 :そやろ。
長女:でも、みんなと一緒は嫌。
私 :休み時間に行ったら?休み時間に畑行っていいの?
(畑は校庭の横にあって、学校の外に出ないで校庭から行けます。)
長女:うん。でも、休み時間も結構人がいる。
私 :え、そうなん。
長女:1年生もいるし、2年生もいるし、5年生とかもいる。
私 :ふーん、畑ってそんな人気なんや。
じゃあ4時間目だけ行ったら?
長女:だから、みんなと一緒が嫌だ。
私 :うーん、じゃあ今から行って、畑に水やりしに行ったら。
長女:ひとりじゃ行けない。
私 :誰か先生にお願いしたら?
長女:できない。お母さんがいい。
私 :お母さん学校に入れないし。
(「お母さんがいい」というのを聞くと、まだまだ不安があるんだなぁと、正直ガックリしてしまいます。が、ここでめげてはいけない、少しずつ少しずつ。)
長女:水やりして、すぐ帰りたい。お母さんに外で待っててほしい。
私 :お母さんもおうちのお仕事あるから無理やし、そんなん。
長女:学校の中はイヤ。
私 :じゃあ保健室の外のところにレジャーシート敷いて、本でも読んどいたら。
長女:ひとりじゃイヤ。
私 :保健の先生見えるやろ。
長女:下の方は壁があって見えない。
私 :じゃあ、椅子持っていったら。
長女:そんなんムリ。
私 :じゃあー…
給食も食べて帰りの会も出てから帰るのと、4時間目終わって給食食べずに12時に帰るのと、3時間目終わって11時半に帰るのと、中休みが終わった10時45分に帰るのどれがいい?
長女:中休みが終わった10時45分に帰る。
ということで、今日は10時45分に帰ることになりました。
あれこれ話をしていたため、ちょっと遅れそう。
学校に「遅刻します」と電話して、9時ぐらいに学校に到着。
無事に入っていきました。
ふうー。
迎え
元気に出てきました。
「水やりできた?」
「うん。さっきしてきた。」
「先生に一緒に行ってもらったん?」
「ううん、『今3年生がやってるから、行ってきな』って言われて、ひとりで行った。」
なんや、他の人がいても行けるんやん。しかも一人で行ってるやん(^^;
「去年の担任の先生がいて、2年生も今水やり?って聞かれて、ううん、自分だけって言った。」
「そうなんや。」
長女、ワイワイガヤガヤは苦手だけど、まったく一人がいいかというと、それもさみしいみたい。
ちょうどよく楽しくいられる範囲が、非HSCの子たちよりせまい、ということでしょうか。
「環境に適応する強さを身につける」というのと「環境を選ぶ」というのを、両方頭に置きながらやっていきたいなと思います。
今日の給食メニュー
今日も家に材料があったので給食メニューで。
「ごはん、ししゃも、切干大根マヨポン、みそ汁(じゃがいも、あげ)」
材料にワカメも書いてありましたが、入れ忘れました。
みそ汁に入れるんだったのか?
長女「ししゃも無理」
じゃあ、じっくり観察してみよう。
以前読んだ本に、煮干しをじっくり観察する、というのがあったのを思い出しました。
それで、ししゃもを観察。
おなかの辺りは銀色でちょっとピンクがかっていて綺麗。
背中はベージュ。しっぽの方は焼かれて茶色(^^;
網の跡がついてる(^^;
口は下あごの方が出てる(と言って、一緒にししゃもの真似。)
これがむなびれ、せびれ、はらびれ?だったっけ?。
骨を見て、「こんなの『進撃の巨人』に出てきたよね」「うんうん!」とか。
それで、長女、ししゃも食べました。
わたの黒いところは「苦い」と言って残しましたが、2匹食べました。
おー。よかった。
観察、いいかもです。
(本に書かれていたのは、そういう趣旨ではなかったですが(^^; まあいいか。)
ではでは。