HSC(ひといちばい敏感な子)の女の子2人について書いています。
長女小学校3年生、次女小学校1年生です。
(スイミーの読み聞かせについては、金曜日のところに書いてます。)
7月3日(月)
ふたりともするりと登校。
夕方、長女「宿題終わらない」と涙目。
漢字の練習が多いらしい。
長女は漢字はよく覚えているので、これ以上漢字はやらなくてもいいのでは、と思うのですが。
学校って自分に合わせてできないですね。
学校に予算がもっとあって、先生がもっとたくさんいたり、先生に余裕があれば一人一人に合ったようにできるのか?
先生が増えても、このシステムは変わらないのか?
とにかく学校ってなかなか変わらないイメージ。
長女は結局宿題は全部やって、習いごとのテニスお休みして、少しゆっくりしました。
7月4日(火)
長女は「おなか痛い、鼻が出る」と言って休み。
週一回は休んでるかな?
次女は学校で始まったパソコンの授業が楽しみで登校。
休んだ長女は、読書、エレクトーン、新聞の子ども欄を読んだり、リングフィットアドベンチャー、英語、バナナケーキづくりなど。
それなりに活動してました。
夜、「明日行かない可能性90%」と言ってましたが、どうなるやら。
7月5日(水)
朝、次女「お腹痛い」と言ってる。ご飯も進んでない。
長女も「しんどい、寒い」と言っている。
長女はごはんは8割くらい。
2人とも熱はない。
うーむ。
次女はお休みの連絡を入れ、長女は「元気になったら行く」と言うので遅刻で連絡。
子どもたちに話をしました。
体調が悪いのと、「学校に行きたくない」のを分けてほしい。
ほんとに体調が悪いのか、病院に行ったほうがいいのかわからない。
家で寝てなきゃいけないのか、活動できるのか分からないから。
ということで。じっと聞いてました。
とりあえず、2人とも寝ました。
2時間くらいして、2人で何かこそこそ話している。
なんかちょっと元気になったらしく、ふたりとも4時間目から登校することになりました。
本人たちがまだ学校に行く気があるみたいなので、あまり続けて休まないようにしたいなあとは思っています。
7月6日(木)
次女また「お腹痛い」。
ちょっと泣いてる。
でも朝ごはん、きのうよりたくさん食べてる。
朝ごはんの時にかけてる英語のYutube見てるときは笑ってる。
判定、今日は行ける。
長女は、なんかさらりと用意してる。
次女の時間割を見ると、今日集団下校の訓練があるとか。
集団下校のグループの顔合わせのため、5時間目はお姉ちゃん+いつも遊んでるお友だちと一緒なんじゃない?レクリエーションがあるんじゃない?
とかいう話をしていると、次女も笑顔になってきました。
着替えて準備できました。
「でもまだお腹痛いから、1・2時間目がつらい」
と言うので、「それは先生に言って、保健室に行けばよし」
「でも保健室は熱がないとすぐに教室に帰される」
(今の保険の先生は、すぐに教室に帰させる方針みたい)
「そしたら、一回教室に帰って、やっぱり辛いって言って保健室に行くのだ」
と言って送り出しました。
次女HSC気質長女よりは薄いですが、先を読んで心配する部分はかなりあります。
ふたりとも元気に帰ってきました。
7月14日(金)
月1回の読み聞かせボランティアの日です。
今回は長女のクラス。
『スイミー』にしました。
昨年度、学習発表会の音読劇でやったので、子どもたち覚えている話です。
(その時の話はこちら↓ 長女毎日お昼までで帰ってますね💧)
「練習してきたけど、読み間違えちゃったら教えてね」と言って、わざといろいろ間違え、子どもたちに突っ込んでもらってワイワイ読んできました。
たとえば、
小さな魚のきょうだいたち→大きな魚のきょうだいたち
コンブやワカメの林→モズクやメカブの林
そのときスイミーは見つけた→そのときピグミンは見つけた
そうだ!→パンダ!
などなど、1ページごとに1間違いくらい盛り込んで、みんな目キラキラして突っ込んでくれました。
(末尾に全部の間違い読み上げ原稿貼っておっきます)
子どもって大人の間違い指摘するの、嬉しそうですよね(^^;
大盛り上がりでした。
読み聞かせでは、なるべく子どもたちが黙って聞くだけなのを避けたいと思ってやってます。
授業中ほぼ黙って先生の話を聞くことが多いから、公式にワイワイガヤガヤしてほしいなと。
反応があると、読んでるこちらも安心だし(^^;
読み聞かせの最後に、まとめに何を話そうかなーと考えて、
スイミーが新しい仲間を見つけて「隠れてるところから出よう」と誘ったとき、みんなから「ダメだよ」と言われても、引き下がらなかったところを取り上げました。
子どもたち、学校や親から「ダメ」って言われること多いんじゃないかなーと。
「ダメ」って言われても、簡単にあきらめないでいいんだよ、って。
スイミーのプレゼン能力を見習おう!とまとめてきました(*^^*)
読み聞かせ終了後、コロナが緩くなったので、「残れる人は残ってお話していってくださいねー」と親同士の情報交換の場がありました。
行事の話や学童保育の情報、「あそこのクラスの先生怖いみたいだよ」とか。
去年の長女の担任の先生と隣のクラスの先生(長女が怖いと言っている)もしっかりその中に入ってました(^^;
やっぱり怖いので有名なんだ。
他の保護者の方と話して、別の学年の話が聞けるのもありがたかったです。
夕方、長女次女も楽しそうに帰ってきて、無事1週間おしまいです。
また書きます。
ではでは。
(スイミー読み上げ原稿)
使う方がいるか分かりませんが、スイミーの間違い読み上げ原稿貼っておきます。
pはページめくりのしるしです。
スイミー ちいさな かしこい さかなのはなし
p
広い海のどこかに 大きな魚の兄弟たちが楽しく暮らしていた
みんな赤いのに、一匹だけはカラスよりもまっくろ
でも泳ぐのは誰よりも早かった
名前はスイミー
p
ところがあるひ 恐ろしいカツオが おなかすかせてすごいはやさで 飛行機みたいに突っ込んできた
ひとくちでカツオは 小さな赤い魚たちを一匹残らず飲み込んだ
逃げたのはスイミーだけ
p
スイミーは泳いだ暗い海の底を
こわかった さびしかった とてもたのしかった
p
けれど 海には素晴らしいものがいっぱいあった面白いものをみるたびに スイミーはだんだん元気を取り戻した
にじいろの チェリー/バッテリ/ストロベリー のようなくらげ
p
水中ショベルカーみたいな いせえびp
みたこともない 魚たち 見えない糸で 引っ張られてるp
ドロップみたいな岩から生えてる モズクやメカブの林p
うつぼ 顔を見る頃には尻尾を忘れてるほど長いp
そして風に揺れる灰色のかしの木みたいな イソギンチャクp
そのとき岩陰にピグミンは見つけたピグミンのとそっくりの小さな魚のきょうだいたち
出てこいよ。みんなで遊ぼう おいしいものがいっぱいだよ。
だめだよ。 小さな赤い魚たちは答えた
大きな魚に食べられてしまうよ
だけどいつまでもそこにじっとしているわけにはいかないよ。何とか考えなくちゃ
p
スイミーは考えた いろいろ考えたうんと考えたそれから突然スイミーは叫んだ。 ・・・パンダ!
みんな一緒に泳ぐんだ。海で1番大きな魚のふりして
p
スイミーは教えたけっして離ればなれにならないこと、みんな持ち場を守ること
みんなが1匹の大きな魚みたいに泳げるようになった時、スイミーは言った
(みんなで)「ぼくが、目になろう。」
p
(最後みんなで一緒に読もう)朝の冷たい水の中を 昼の輝く光の中を みんなは泳ぎ 大きな魚を追い出した
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