11月9日(水)
朝
長女、朝からどんより。
連絡帳に
「今日は絶対に教室に行きません。
音読劇の練習も行けません。
保健室にいさせてください。」
と書いて、なんとか出発しました。
夫に、
このままでいいと思う?毎日怖い怖いと言ってる。毎日お昼までで帰ってくる。
フリースクールとかの方がいいのかなぁ。
と相談。
少なくとも、休んだとき、家にいるんじゃなくて、フリースクールに行った方がいいのかなと思っています。
家にいるとどうしても私にベッタリになり、私への依存がとても強くなります。
夫からは、
「フリースクールのことは考えてみよう。
ただ、どの先生が怖いとか、学校についてマイナスなことばっかり言うのはやめない?」
と言われました。
まあ、それは自分でも思っていて。
長女と話していると「先生が怖い」と言われると、「なんで」とか「どこが怖いん」とつい聞き返してしまいます。
仕事をしていたときに、「『何で』と5回聞け」みたいに言われていたこともあり、反射的に聞いてるのかも。
何が怖いか、どんな場面でどうやって怒られるのか、つい聞いちゃいます。
それから、多くの本に「子どもに寄り添いましょう」と書いてあって、そのとおり子どもの言うことを否定せずに聞いていると、どんどん「学校がイヤ」に沈んでいく感じがします。
嫌なことをリフレインすると、それが強化されちゃいますよね。
自分でもこれって良くないなと、4月か5月ぐらいに思ったことがあるのですが、それをまた繰り返していたかなと。
「悲観は気分、楽観は意志」みたいな言葉もありますよね。
「先生が怖い、学校がイヤ」と言ったとき、「そうなんだね」くらいにしておいて、詳しく聞かないというのをやってみます。どう変化するか見てみます。
学校がんばり表も、「がんばったこと」「やり直すならこうする」というのをやめて、「楽しかったこと」「ラッキーだと思ったこと」を聞いていきたいと思います。
学校でのプラスの面を見るというのと、「先生が怒るのをやめてほしい」というのはまた別だと思っています。
先生が怒鳴ることの是非については、タイミングをみて教頭先生にお話をしたいなと思いました。
子どもから「どんな風に怖いか」「どんな風に怒るのか」細かく聞くのはやめておきます。
お昼
どうだったかな。ずっと保健室にいたかな、と待っていると…
あれ?なんか元気に出てきました。
「あのね、全部出ちゃったんだよね」
はい?出ちゃった?
保健の先生がおやすみで、教室に行ったのだそう。
音読劇の練習も参加。
あ、そうなん…
今日は怒る指導の先生がいなくて、さらに先生に「タイミングも声の大きさもいいね」とほめてもらったらしく、なんかウキウキしている。
音読劇でカラービニール袋で作った衣装や小道具も使うらしく、それも楽しかったみたい。
「エビカニクスを踊る子がいて、私はそのあいだ手拍子するの」だそう。
帰る間も音読劇の話をたくさん。
そ、そうやんや。よかった…。
長女の豹変ぶりに、母はまだ気持ちがついていけてないですが💦
楽しかったならよかったです( ˉ ˘ ˉ; )
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
音読劇の練習が楽しかった。手拍子したり。
生活科でビニールでパラシュートをつくったこと。
【ラッキーだったこと】
先生がほめてくれたのがラッキー。
怒る先生がいなくてラッキー。
音読劇の練習が楽しくてラッキー。
11月10日(木)
朝
音読劇の練習が一時間目にあるので、「まだ間に合う?」と早めに用意をして出発。
超スムーズに学校入っていきました。
よかった( ˊᵕˋก;)。
お昼
音読劇の練習したよ、と出てきました。
頭は音読劇のことでいっぱい。
今日は、入ってくるところから、場所移動、どこで立つか座るか、などをやったみたいです。
今日も怒られずに(別のパートの子は怒られてたようですが、ダメージを受けずにいられたみたい)、楽しく過ごしてきたようです。
学校たのしい表
規定コマ数 8
目標コマ数 6
参加コマ数 4
【楽しかったこと】
音読劇の練習が楽しかった。小道具とか衣装とか。
【ラッキーだったこと】
2時間目が読書の時間になったこと。ジャレットの本を読んだ。
(数人の子が先生に廊下で怒られている間、自習になったらしい。)
11月11日(金)
朝
今日も音読劇の練習を楽しみに登校。
だからと言って、給食は食べないみたいで、いつもどおり昼まで。
サクッと入って行きました。
お昼
今日も保健の先生はお休みだったようです。が、普通に過ごせたよう。
楽しいことがあると先生が少し怒っても大丈夫みたい。
学校たのしい表
規定コマ数 6
目標コマ数 4
参加コマ数 4 ➡ごほうびゲット(ハイチュウ3つ)
【楽しかったこと】
図工でイルカの絵の色塗りしたこと。クレヨンで塗った。
【ラッキーだったこと】
音読劇の練習で4人の先生がほめてくれた。
ことばキャンプ体験
夕方、以前調べた「ことばキャンプ」の体験をしました。
zoomで行われたのですが、長女はフレームには入らず、手を挙げるのも手だけカメラに写して参加。
それでも質問に対して自分の答えを決めたり、理由を考えたりして参加できました。
なんで画面に映るのがイヤなのか…。10月末からオンライン英会話を再開して、画面越しにで先生と対面でやり取りするのはもう慣れています。
どうしてことばキャンプがイヤなのかいまいち分かりませんが…。
複数人なのが嫌?同年代の子がいるのが嫌?
「嫌がって人前に出られない」となると、余計に続けて参加して練習したくなりますが^^;
長女と話し合ってみます。
11月12日(土)
音読劇の本番です。
昨日の帰りに同じマンションのお友達が遊びに来て、「あした朝一緒に行こう」と約束。
マンションの出口が少し車が多くて危険なので、そこまで送って行き、あとは2人で登校しました。おおー。行けるやん。
音読劇ですが、ナレーションの自分のセリフを堂々と言えていました。
ほかの子たちもがんばっていました。
給食も食べました。10月6日以来。1か月以上ぶりです。
おいしかったみたいで、何より。
給食後に迎えに行きました。
掃除と5時間目は参加せず。
学校たのしい表
規定コマ数 7
目標コマ数 5
参加コマ数 6(4時間+給食+登校)➡ごほうびゲット
【たのしかったこと】
学習発表会が楽しかった
【ラッキーだったこと】
学習発表会ができてラッキーだった。
(学習発表会をやるために、先生がお友だちがこんなことしてくれたね、と一緒に思い出しました。)
考えたこと
学習発表会、先生が何をやるか決めて、台本を用意して、子どもたちがすごく練習をして、親が見に行って。
運動会のときも感じたのですが、「こうじゃなくてもいいよな」と。
なにかすごく立派にできあがったものを見るんじゃなくて、いつもの様子を見たい。
それぞれの子がそれぞれに考えて準備したものを見たい。
また、2年生は「スイミー」の音読劇で、「ひとりはみんなのために」というようなまとめ方だったのですが、
「ひとりはみんなのために」的価値観がもうすでに十分すぎるくらい強調される日本では、
まわりが食べられてしまっても、ひとりでも逃げる勇気とか、
冒険したらいろんな美しいものを見られたこととか、
新しい仲間を説得することとか、
大きな魚に対抗するために知恵をしぼることとか、
ひとり黒だったからこそ、目の役割を果たすことができたこととか、
そういうことに着目したらどうかな、と思ってしまいました。
さて音読劇が終わって、長女はどうなるか。
また書きます。
ではでは。